今回はNBOX(JF1)のメンテナンス備忘録です。
先月、車検を受けた折にフロントブレーキのパッドの減りを指摘されました。(指摘されましたが車検は合格)
NBOXのブレーキパッド交換はDIYでやってますので今回もDIY交換します。
平成25年2月のNBOX(JF1)です。
用意したブレーキパッドは毎回このノーブランド品です。
NBOXのブレーキバッド交換ですが特別な工具(専用工具)は使いません。
車載工具以外で使用する工具は12番のメガネレンチと17番のスパナ,少し大きめのマイナスドライバー。
あとはラバーグリスとブレーキパッド用グリスとパーツクリーナーとウエス。
車載工具のパンタジャッキを使ってフロントを持ちあげます。

タイヤを外したらキャリパーのスライドピンを固定しているネジを緩めます。
12番のメガネレンチを使いますが共回りするときはの17番のスパナも使いながら作業します。
組みつける時には17番のスパナと12番のメガネレンチを使ってしっかり固定てす。

緩めるのは下側のみです。
専用工具を使わずにブレーキキャリパーを広げますのでこの時点ではネジは完全に外しません。
マイナスドライバーを使い、テコの原理でキャリパーを縮めます。

写真のマイナスドライバだと小さすぎて少し曲がってしまいました。
大きい目のマイナスドライバを使用してください。
ディスク板はマイナスドライバより固いので傷は入らないです。
気になる方はキャリパーを縮める専用工具をご利用ください。
ブレーキキャリパーを縮めると、ボンネット内にあるブレーキフルードリザーバの液面が上がりますので溢れても困らないようにウエスで養生しておきます。
作業前の液面

作業後の液面

約3年ブレーキフルードの交換をやっていないので写真でわかるくらい黄色く劣化しています。
ブレーキフルードは透明なんですが水分を吸収して黄色く変色するそうです。
古くなったブレーキフルードを使い続けるとディスクブレーキキャリパーやドラムブレーキシリンダーの錆の要因になるとの事。
そろそろ交換しなければいけませんね。
これ以上縮まらない所までブレーキキャリパーを縮めたら先ほど緩めたスライドピンのネジを完全に取り外します。
上側スライドピンのネジ部分のゴムラバーの引っ掛かりを丁寧に外せばここのスライドピンを抜き取ってキャリパー部が取り外せます。
写真には写っていませんがスライドピン2本とも汚れを綺麗にふき取り、新しいラバーグリスを塗っておきました。

次にブレーキパッドを取り替えます。
ブレーキパッドは溝にはまっているだけなので引っ張れば簡単に外せます。
外したブレーキパッド(写真下)と新品のブレーキパッド(写真上)です。
並べると減っているのが良くわかります。
ブレーキパッドにはシムが付いています。
シムは新しいブレーキパッドに付け替えて再利用します。
ブレーキパットとシムとのあたり面やピストンとのあたり面にはブレーキパッド用グリスを塗ります。

このグリスは「鳴き止め用」との事です。
私はグリスを指を使って薄く塗ります。
私のNBOXはシングルキャリパーです。
プレーキパッドはディスク板を挟む様に2つあります。
外側のブレーキパットにはシムが1枚、そして内側のブレーキパットにはシムが2枚ついてます。
忘れずに新しいブレーキパッドにシムを付け替えます。

ブレーキパットの付け替えが終わったら逆の手順で組み付けます。
ここで注意するのは片方のブレーキパッド交換が終わったら忘れずに運転席のブレーキペダルを数回踏む事です。
ペダルを踏むことでブレーキキャリパーとブレーキディスクが適切な位置になりブレーキフルードリザーバの液面が少し下がります。
万一、このブレーキペダル踏み作業を忘れてエンジンをかけて走りだすと、ブレーキの最初のひと踏みがスカスカでパニックに。
ポンピングしないと制動がまったく効きませんのでとんでもない事故になってしまいます。
同様の作業を左右行い、ブレーキパッドの交換は完了です。
取り外した古いブレーキパッドを見ると左側のブレーキパッドだけが減っていました。
前輪左のブレーキパットが上で前輪右のブレーキパッドが下です。

どうやらスライドピンの動きが悪くなっていた様です。
今回清掃とグリスアップで動きがスムーズな事を確認したのでしばらく様子を見ます。
再確認で左右の減り方が改善しなければブレーキキャリパーのオーバーホールが必要かもしれません。
