NBOX(JF1)のメンテナンス備忘録です。(写真少なく分かりにくくて申し訳ない)
先月の車検で右後ろのディスクブレーキのシリンダからのオイル滲みを指摘されその場でシリンダASSY交換してもらいました。
右後ろという事なので本来なら左後ろも対応すべきなんでしょうがコストの関係で未対応で車検を通してもらいましたので今回カップキットの交換をDIYでやります。
エアコン・コンプレッサーのベルトとオルタネータのベルト(補機ベルト)もそろそろ交換時期なので一緒に作業します。
まずは補機ベルト交換から。
ジャッキアップで前側に馬をかけたら右側前のタイヤを外し、樹脂のメンテナンス用カバーを外します。
ここは4本のクリップで止まっているので内張りはがし用工具を使用しますが我が家のNBOXは13年目なのでクリップが簡単に割れてしまいます。
慎重に外しましたがパキッと1本ダメにしてしまいました。
純正のクリップを持っていないのでここは同サイズの非純正クリップを使って固定しておきました。

メンテナンス用カバーを外すとベルトが見えてきますので12番と14番の工具(ラチェットレンチとメガネレンチ)を使いエアコンコンプレッサーとオルタネータのアジャスターを動かしてからベルト交換します。
今回用意したベルトは
BANDO(バンドー化学) の 4PK700(オルタネータ側)
(純正品品番 31110-R9G-004)
と
BANDO(バンドー化学) の 4PK890(クーラー側)
(純正品品番 19230-R9G-004)
です。

オルタネータ,コンプレッサーそれぞれのボルトがかなり強く締まっているうえ、狭い作業スペースに手持ちの工具がうまくフィットせず少々苦戦。
ここまで作業に2時間程の時間がかかってしまいました。
次は左後ろ側ドラムブレーキのカップキット交換です。
今回用意したカップキットは トキコ カップキット N-BOX JF1用 CB4026 です。
(純正品品番 01433-SJ8-000)
タイヤとドラムを外したらドラムブレーキが見えます。
ドラム(カバー)は8mmのボルト2本をねじ込んでドラムを外します。
まずラジオペンチを使って左右2箇所のテンショナーピンを外します。

次にドラムブレーキの下部のバネを外せば、ドラムシューは上方向に引き離すことができます。
サイドブレーキのワイヤーを外していないのでシューがぶら下がってます。

いろんな部品がくっついていますのですべて取り外して清掃しておきたいところですが今回は極力ばらさずカップキット交換をします。
ドラムシューを離したら、シリンダ部を分解します。
ブレーキフルードがぽたぽた出続けますのでウエスで受けておきます。
外したピストンやシリンダ内部は綺麗で特に問題ありませんでした。
実はカップキット交換作業を行うのは初体験なんです。
取り外したシリンダからラバーを外します。
頑張ってみたんですが慣れないこともありうまく外せません。
仕方なくニッパーでカットしました。
事前調査では素手で作業をするとカップキットの組み付けにかなり苦労するとの事。
少々お高いですが専用治具(Straight製カップコーン)を購入しておきました。

私のNBOX(JF1)には紫色のカップコーンがピッタリ。
カップコーンを使うと楽に組み付けられるとの話でしたが2月の気温は低くゴムが硬化。
結構な力が必要でカップコーンを使ってもまあまあ苦戦しました。
冬場の作業ならお湯に浸けるかドライヤーでゴムを温めてから作業した方がスムーズだと思います。

カップキットとシリンダにはラバーグリスを塗り2つのシリンダの間に入っているバネの入れ忘れに注意してシリンダ部の再組立。

パーツクリーナーで清掃の後、ブレーキシューが擦れる場所にドラムブレーキ用グリスを塗ったら再組立て。
下部のバネの組み付けに少々苦戦しましたが何とか組み立て完了です。
テンショナーピンを取り付けたらドラム(カバー)を被せてホイルを回転させて見たいんですがブレーキシューが広がりすぎてドラム(カバー)がはまりません。
ブレーキシューが広がってしまっているので内側に縮める必要がある様です。
見えずらいんですがよく見るとメインスプリングの所にアジャスター(ぎざぎざの1枚ギヤ)があります。

マイナスドライバを使ってアジャスターをポチポチ緩めてブレーキシューを内側に縮めます。
NBOXの場合、アジャスター(1枚ギヤ)をマイナスドライバで上に押し上げる方向に回せば緩まりました。
ドラム(カバー)がすんなり入ったら組み付け完了になりますがこのままだとシューが内側に縮み過ぎでブレーキを踏んでも効きません。
運転席でブレーキを30回程度踏んでドラムブレーキのアジャスター調整を行います。
ここにもう一人いればドラムブレーキに耳を近づけてもらうとブレーキを踏む度に「カチッ」という音が聞こえてアジャスターが1駒動く音が確認できます。
「カチッ」という音が聞こえなくなったらアジャスト完了ですので音が消えるまでブレーキを何回も踏んでください。
これでドラムブレーキのカップキット交換は完了です。
最後にブレーキフルードのエア抜きを行います。
ブレーキフルードは3年程交換していませんでしたのでエア抜きを兼ねてフルード交換を行いました。(フルード交換の詳細は省略)
写真なので分かりずらいですがかなり透明になりました。
交換前の色

交換後の色


