実家起点に、道内巡り。便利な切符はないか探してみたら、タイトルにあるパス見つける。特急は乗れないけど、普通車や快速、指定されたローカル路線には、連続した7日間乗り放題というもの。(但し海上の新幹線は別途特定特急券を買えば、或いは特急しか走ってない!等の限定区間は例外措置あり)
 ただ、北海道は廃線が進む上、ダイヤが少ない、特急使えないと遠くはきつい、パスをフルに使うと観光に使う時間は反比例していく、と言う事実があるので、ポイントを絞りました。
 東京に戻る途中の寄り道的な旅行、
 パスは、11330円、合計額がそれ以上になれば良し、欲を出さない。
4月22日でこのパス使用期間終わるため、逆算して、16日から使用スタート。

16日、往路バスの温泉旅行の帰路
   新得駅から札幌駅 3630円
17日 小樽日帰り往復  1500円
18日 駅で気がつく、パス忘れた!
   地団駄踏んで地下鉄で市内巡



19日 札幌駅朝出発、11時半白老駅。3780円
目的地は、ウポポイ(民族共生象徴空間)
伝統芸能上映館では、歌と踊りの実演と、アニメ(立体スクリーンの迫力)も必見です!
演目違うから、複数回見てしまう。
園内バスで伝統的コタンの再現エリアへ。
職人さんの手仕事、見学して、ものによっては、体験参加もできる。コスプレして記念写真は外人さんに大人気。
国立アイヌ民族博物館も、見応えあります。上映の映画2本見てたらいい時間。

ランチ出来る場所が、チケット改札口の外、というのが少し不便、しかも、閉店が早い。 おにぎりでも持ってきて、施設内に隣接のポロト湖眺めながら、ベンチでランチもできたなぁー。



 貪欲に回ってたのでタイムスケジュール優先、

17時、退館後にアップルパイとコーヒーでブレイク、これがランチがわり。


 十分楽しみました。ただ、人の入り具合と季節で、体験内容の変更があるかも、には、要注意。

 白老駅を18時頃出東室蘭へ。860円

 歩いて10分程のドーミーインに宿泊。

 ビジネスホテルでも、温泉ついてるのが良い!そして、湯上がりにいただいた夜鳴ソバ、

夕飯にして良いですか?おかわりすいません。



 朝風呂入って、朝食バイキング後出発。

東室蘭駅、独特ですね。コインロッカーに荷物預け、室蘭駅に向かいます。往復580円。

電車とバスの時刻表との頭脳戦は駅でさらに継続。平日と土日でこうも本数が違うとは!そもそも、駅から観光案内所まで、バス一駅あるとは! 案内所のバス時刻表は午前中の命綱です。バス待つ間、向かいの室蘭八幡宮に暇だから登ってみた、ら、後出しで出てくる、視覚外の階段、階段、意地になって、登りました。

後で調べたら364段あるそうです。




 本当は夜景で見たかった白鳥大橋展望出来る公園へ、ついでに水族館へ、残念休館中。遠くに見える大黒島、でももうバス停探すの優先、無事乗車し終点母恋駅。ここは小学生時代4年住んでて当時の最寄駅、しかしあれから40年?面影は、当然あるわけもなく、土地勘もあいまい、冒険するのはリスク、東室蘭に戻り長万部へ。1680円。

母恋駅でみつけたポスター。ヤスケンは室蘭の名誉市民的存在、是非、観光大使お願いしたい。




 各駅だから、特急で気が付かない様な駅にもとまる。小幌駅で降りた撮り鉄っぽい3名の方、

こんな、山奥、しかも1日上下合わせて6本電車あるか?ってトコ、この時期冬眠明けの熊とか、絶対居そうなトコですが、皆様ご無事でしょうか。


 長万部駅は、新幹線工事中。長万部温泉方面に駅からいく橋は壊され、迂回道を20分くらい歩いてね、との駅員さんのお言葉にクラクラ。

 丸金旅館に宿泊予定、電話したらお迎えきてくださりました。早速付近散策、17時前だから空いてると聞いた平和祈念館、水墨画の植木蒼悦記念館は16時閉館、海風強く寒いのは、いつもとか。


 長万部温泉は昭和レトロ感漂う宿数件並立してる地味なとこですが、お湯がとっても良い、温泉の良し悪しに疎い私ですら、そう感じたので。

口で説明は出来ない。5年後新幹線開通したらここは乗換駅にもなるので、ブレイクするかも、このレトロ感よ、いつまでもと願ってしまう。

丸金さんは、露天風呂もあり、お食事もとっても美味しかったです。地元の方の日帰り入浴の常連さんも多く、お湯に浸かり色々お話楽しかった。



 しっかり朝風呂、朝食頂き、8時半の電車に合わせ、駅まで送ってくださいました。

 終点は、函館。1車両に1人、ところどころ地元の人が乗ったり降りたり。北斗駅からは、新幹線到着の方々でいっぱい。新幹線て、函館駅は通らないのですね、函館より北の北斗駅が主要駅なわけだ、今回のタイミング迄、しらなかった。


 海岸線の景色が美しい。特に大沼に差し掛かるあたり。車窓からビデオとるには特急より良い。

何だか、すごく贅沢な時間です。北海道のどの路線よりも普通車お勧めしたいエリア。2420円。



 湯の川温泉祥苑へ市電で向かう途中、五稜郭公園で降り、コインロッカーに荷物預けて、花見!

数日前に開花宣言された日曜日、凄い人、ですが、まだ、3.4分咲き。五稜郭タワーで、さくらソフトクリームいただきつつ、高見の見物ゆったりと。公園内は昔無かった箱館奉行所が再現され、当時のコーヒーも販売中。



 団体様がいっぱいですが、大規模チェーンの良さ満喫出来るホテル。朝夕のバイキングはやはり楽しみ、お風呂の規模も大きくて、ホテルでやってるオプションツァーも、色々ありそう。

 夕食までの時間、近くの海に散歩。誰もいないので、月は東に陽は西に、しかも夕焼け、って景色が独り占めできた気分でした。





 朝風呂入って、バイキングしっかり食べ、駅までの送迎バス乗せていただき新幹線で新青森へ。

特別エリアのためパスで乗れるけど、別途特定特急券4330円てのが必要、空いてる席座れます。

乗車券分は3630円。

 弘前は、2.3日前に満開、と報道されてたからか、奥羽線はオーバーツーリズム手前。590円。


 弘前ホテルは、このパス購入予定前から、花見に帰路寄り道元々予定してたため、早めに予約入れてて、本当によかった。駅から歩いてすぐ、荷物預け、早速弘前公園へ。せっかくだから散歩。

 途中みつけた歴史的建造物、旧第五十九銀行本店本館、見学したり。なんせ、ライトアップまだ見たいので暗くなるまで時間あるつもり。



 そして、園内も広い。弘前城本丸上り、北の郭でアイス食べ休憩、植物園ひと周り、藤田記念庭園に回った頃には閉館間際。ここのカフェ入りたかったー。お堀の船にも乗ってみたかった。何せ広くて、方向音痴の私は乗り場が見つけられず。

 そして、ここでも、やはり、ランチ難民となる。定休日、ランチ後の休み時間、カフェはそもそも閉店早。市役所の待合室はさくら祭り中、夕方まで解放してて、コンビニ弁当食べてる人も。

多分同じ境遇の方々。陽が翳り出したら再度公園内へ。お堀はもう花吹雪状態。

 昼行ってない西側の桜のトンネル、春陽橋といった夜桜人気スポットへ。もう、橋落ちないか心配な程、人も満開。幻想的なライトに照らされ美しい、けど、人が凄すぎ四の丸へ移動、私が過去見た中で1番の露店の賑やかさ、懐かしいお化け屋敷まで。ここで色々買い食いしたら、夕飯になりました、十分。演歌歌手と津軽三味線の舞台まで。いやと言うほど桜はカメラに収めた、100円シャトルバスでホテルへ。さくら祭中のみ。


ビジネスホテルは、夜のシャワーで十分。

昨日でパスの期限はきれ、夜には、東京へ。

朝発の高速バス時刻表にのってるのに運休!

素直に新幹線席げっと。

ホテルむかいの虹のマートは8時オープン、土地の名産品色々見て回るのは楽しく、朝食も筋子巻イートインで頂く。団子2本購入。


午前中時間出来たので、岩木山の桜絶景スポットへバスで往復。その桜見ながら食べようとしたのですが、結構バスが遅れて到着だったり、桜が意外と見頃すぎてて撮影スポット探してウロウロしてたため、新幹線内でのおやつに。



帰りバスが、昨日閉まってたカフェ近くを通るため、降りてリベンジと思ったら2時間待ちで断念。隣の和カフェはまだ余裕、アップルパイとお茶セット頂き、ギャラリーの工芸品眺め、ナイスなお土産も見つけました。



 昼過ぎの新幹線に無事乗ら、一息、あまりうとうとすることも無く、もー東京ですかー?

やはり、新幹線て、速いですね。

 

 16日から22日まで、北海道&東日本パスで動いた区間の合計額 18670円。11330円差し引くと、7340のお得、満足してます。

 因みに、このパス販売中の北海道はシーズンオフ、廃線化進み主要都市へは、高速バスも便利。

 でも、東北も含めたエリア対象なので、いろんな旅程が組めそうなパスだと思います。