今日も奈良ホテルに宿泊して二泊目です。
昨日、部屋を替えていただいたのですが、前日からの大雨でバタンバタンとトタンが風で打たれているような音が窓の外側でしています。
実際は雨樋を落ちる雨音が、一晩中睡眠を邪魔していたのです。
時計は午前1時7分、騒音のあまりの大きさに目を覚まされました。
フロントに連絡し部屋にきてもらいました。
係員はホテルが木造建築なので老朽化しているとひたすら謝罪します。
そして、また別の部屋をご用意しますと言われましたが、深夜なのでそのままでいいと伝え、一晩中眠れぬ夜を過ごしました。
翌日、雨樋を点検したところ木造部分が朽ちていて、そこから雨が漏れていて大きな音がしていたと言う説明がフロントからされました。
宿泊者から苦情がないと気づかないのも問題ですが、直ぐに対応する姿勢は褒めてあげられます。
気分を変えて吉野山の観桜です。
吉野山につく頃には雨が止み、上千本まで1時間45分かけて徒歩で登りました。
気温はかなり低いので、途中の売店で大きめのTシャツを購入してスプリングコートの中に着込みました。
桜は雨と風で花吹雪になり、かなり散っていました。
中千本の蔵王寺でも葉桜です。
上千本の水分神社まで行きました。
登山中の道路は桜のトンネルを体験するような感じではなく、樹木や建物の隙間から下千本や中千本を上から見下ろすようなことで、下千本と中千本が満開の時期に上千本から眺めた方が壮観な観桜ができます。
登山は止めて、バスで上がった方がいいでしょう。
外人さんにトラブルがあり救急車が何台も登ってきていました。
下山はロープウェイを使わず、下千本を徒歩で下りたところ七曲りの桜はまだ花びらが残っていて、上千本まで登ることはなかったという結果でした。
今回の旅は山登りになりましたが、心臓にステントを入れていても、無事に登山ができ体力に自信を持てました。
早めに下山して、近鉄線の吉野山から奈良ホテルに戻り、フランス料理のレストラン「三笠」で洋食です。
五重塔が見えるテーブルで食事です。
噂に違わず和食とは比べ物にならないくらいの美味しさです。
「春日:KASUGA」のコースをいただきました。
・食前のおたのしみ
・本日のオードブル
・グリーンアスパラガスのポタージュ ベーコンの香りの泡添え
・鮑のポワレ 春野菜と桜海老の和風ソース
・牛ステーキ 筍のピューレのソース
・デザート
・プティフール
・パン
・コーヒー
全粒粉を使ったゴマパンは香ばしく、グラハム粉の方はもちもちとした食感でお代わりしました。
珈琲専門店のマスターの経験があるタンタンも満足できる珈琲のテイストでした。
濃ゆ目ですが苦みや雑味がなく、マイルドでコクがありブラックで飲むとマカロンやチョコレートのお菓子とマッチしていました。
12番の食事札も昭和24年12月2日生まれのタンタンは、ラッキーで好きな番号です。
ちょっと贅沢な旅行でしたが、美味しいものを食べたり、美しいものを観たり、物を客観的に体験することで、者である人(相談者や事例相談者)に対しても余裕を持って温かな気持ちで接して、支援することに繋がるのではないでしょうか。
今回の旅行でリラックスし、また2024年度の個別指導を乗り越えることが出来そうです。
受検する皆さん一緒にベストを尽くして合格を勝ち取りましょう。