ご希望が多いので画像で掲載します。

 

ご自由に活用してください。

 

 

 

 

昨日、必須問題の解答例を、今日投稿すると言いました。

 

しかし、まだ模擬試験の振り返りが、全員、済んでいなかったので、済み次第投稿します。

 

それで、今日は、選択問題事例2.企業分野を投稿します。

 

これは、1級第9回実技(面接)試験ロールプレイケース内容1を使って、論述形式の問題を作成しました。

 

論述と面接の両方の勉強ができます。

 

ただし、【面談経過】のみの掲載にします。

 

全文を希望される方は、

 

tan1949tan@ybb.ne.jp

 

までご連絡ください。

 

事例2:【選択問題(企業分野)】模擬試験②

 

【面談経過】( )内はキャリアコンサルタントの発言、「 」内は相談者の発言

Bさんは、四年制私立大学教育学部社会科を卒業後、総合不動産会社に入社して営業部に配属され3年目になる。入社当時は、がむしゃらに頑張ってきたので営業成績もよかったが、今の仕事に面白味が感じられないし、最近はモチベーションが下がっていて、やる気をなくしていました。それで、大学院で学ぶために受験したが不合格になり、地元にUターンして転職した方が良いのではないかと考え始めたが、方向性で迷っているということで、相談にきた。

(働きながら大学院で学ぼうと受験したが、結果は不合格でがっかりしたのですね。)

「はい、大学院で人文地理学を学んで、将来は限界集落である地元を活性化することを考えていたのですが、大学院が駄目になったので、今のうちに地元にUターンして転職したい気持ちが強くなってきました。」

(そうですか。地元で転職することを考えられているのですね。でも、地元は限界集落ということですので、仕事も少なく転職するのは難しいと思いますが。Bさんは、どのようにお考えですか。)

「はい。転職が難しいのはわかっているのですが、誰かが地元を活性化させないと、ふるさとが消滅していくので悲しいのです。」

(そうなんですね。地元での転職は難しいけど、何もしなければふるさとが消滅していくのを見るのも悲しいのですね。)

「はい。将来は地元に帰るつもりだったので、若いうちに戻って地元の役に立ちたいと思うようになりました。仕事があればいいのですが。」

(地元に帰られても転職先が見つからないと、Bさんの希望を叶えるのは厳しいですね。会社に留まって様々な経験を積んだ方が、将来のためにはいいと思うのですが。いかがでしょうか。)

「そうですね。やっぱり会社で色々と経験を積んでいった方が、生活は安定していると思いますが、今の仕事に面白みを感じないのです。最近はモチベーションも下がってやる気が起きないのです。大学院の受験にも失敗したので、これから、どうしたらいいのかわからなくなってきました。」

(会社に留まる方が生活は安定しているが、やる気が起きないので困っているのですね。大学院へ入学して、勉強することで現状を変えようと思われていたのですね。もう一度挑戦されてみたらいかがですか。)

「う、うーん。人文地理学を学んで、将来は地元に戻って、活性化したいと思っていたのですが、すべてが狂ってきました。」

(そうですか。大学院に落ちたことで人生設計が狂ってきたと思われているのですね。働きながら大学院に行って頑張っていらっしゃる人たちもたくさん知っているので、あきらめないでもらいたいですね。)

「えー、それはわかっているつもりなのですが。今は、地元の両親も元気ですが、年を取っていくと、私以外には見ていくものが誰もいないので、心配になります。」

(ご両親のことも心配で、地元での転職を考えていらっしゃるのですね。地元での転職は厳しいですが、選択肢の一つとして検討していきましょう。それから、会社に留まって働きながら、大学院で勉強することも両立できるよう支援していきますので、頑張ってください。)

といって、今回は面談を終了した。