「己は詩によって名を成そうと思いながら、
進んで師に就いたり、求めて詩友と交わって
切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。
己の珠にあらざることをおそれるが故に、
あえて刻苦して磨こうともせず、
ますます己の内なる臆病な自尊心を飼い太らせる結果になった。
この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。」
(山月記 中島敦)
なんだか、グサッときた。
こうなりたいという気持ちはあるが、それに向かっての努力をすることから逃げている自分。
試験前は部屋の片付けをしてしまったり、料理をしたり、
常に頭の真ん中にいるのに、それから離れたことをしてしまう。
挑戦する前に、だめだった時のためのいいわけの材料をつくってしまう。
なにやってんだろうな。







