苗場山麓ジオサイクリングというサイクリングイベントに参加してきました。

 

「坂と食を喰らえ」、「秘境秋山郷から津南の高原大地を丸ごと巡る、アップダウンに富んだ、距離以上にハードなコース」と公式HPの文言に違わず、予想以上に美味しい食と予想以上に過酷な坂を満喫できます。

 

ニュー・グリーンピア津南の駐車場の一部を借りて会場が設営されており、豪雪地帯に欠かせない除雪車にスタート・ゴールの旗がかかっていました。

※この自転車は私のではありません

7:20から注意事項の説明があり、7:30にスタートしました。このイベントはタイムを競うものではないので、各自自分のペースでまったりと楽しむことができます。

 

さて、実走としては最初はゆっくりとした下りでしたが、そこからは上りのオンパレードです。

ダウンヒルはあっという間なので、常にヒルクライムをしている気すらしてきます。そのせいか後半になるに従い、「下らせるんじゃないよ、上らなきゃになるじゃん!」という理不尽な感情が芽生えてきます。



第1AIDにいたるまでに獲得標高はさくっと1000mを超え、第3AIDからは勾配がきつい坂が走者に襲い掛かります。

残り20kmとなる最終AIDからゴールまでは、完全に走者を殺しに来ている坂です。私は、実走不足と(体重の)過積載により100km地点でついに足をついてしまいました。なぜなら、九十九折り箇所で両腿と両脹脛が逝ってしまったのです。攣ったら歩いて、回復したらまた自転車漕いでの繰り返しで残りの7kmをしのぎました。

獲得標高2400m以上のコースを足もつかずにクリアできた猛者の方々は本当に尊敬に値します。

 

過酷な坂についてはこれくらいにして、今度は食の素晴らしさについて語りたいと思います。

まずは第1エイドの山菜たっぷりな蕎麦。

当日は霧が濃く、気温も低かったので温かいお蕎麦に感激です。

第2AIDは新米おにぎりと猪汁・・・のはず。

熊かもしれないし、鹿かもしれないけど、猪以外は食べたことがないのでそもそも味がわかりません!スタッフに聞いておけばよかったです。 

第3AIDはカレーライス。

これまた美味しかったのですが、そのAIDを出発して直ぐに激坂が始まったので、思わず『狂四郎2030』のカレーライスシーンが脳内に浮かびました。

最終AIDはフルーツのサイダー割?とシフォンケーキがお出迎え。

とっても優しい味だったのは、そのあとのムチのためだったのですね。

ゴール後はメイン会場で温かいキノコ汁。疲れ切った体に旨味が染み渡りました。実りの秋に相応しい食を堪能させていただきました。

 

 

スタッフの皆さんに元気をもらいながら、しんどいながらも楽しい一日を過ごせました。

ありがとうございました☺️



何を食べても許されそうな消費カロリー