2020年が終わり2021年になって数日経ちましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

僕は2020年に生まれた双子の息子達に翻弄される毎日を過ごしています。年末年始とか育児には関係ねぇ。


このように、2020年はライフステージにおいて大きな変化があった年であることは間違いないので、普段やらないような「振り返り」をしておこうと思い立ったのでした。

ただ単に、自分の考えや気持ちを文字で残しておきたかったのかもしれません。ブログをやっていてよかった点のうちのひとつですね。


ここで双子育児のことをたくさん書くのもいいですが、それは別の機会においておいて(この振り返りはしばらく続くと思います)、もう一つの大きな出来事について書きます。



昨年、父が亡くなりました。



改めて文字にしてみると、まだすこし胸がザワつく気がしますね。心臓が跳ねるというか。


当たり前ですが、父を亡くしたのは初めてのことで、最初はあまり実感がありませんでした。

ある日いきなり、というわけではなく、一定期間の入院のあとで、という感じだったのですが、COVID-19が全世界で猛威を奮っている昨今、お見舞いに行くこともできず、最後に直接顔をあわせたのは2020年のお正月ということになってしまいました。

今更ではありますが、もっと会っておけばよかった、話をしておけばよかった、と思ってしまいます。

親に限らず、大事な人を亡くした人はみんな同じようなことを言っている気がしますが、僕もやっぱり同じことを思ってしまいました。



つづく

今更ですが、ふるさと納税をはじめてやってみました。

 

ふるさと納税についてご存知の方も多いと思いますが、12月31日までに特定の地方自治体に「寄附」をすると、2,000円を超えた金額が翌年の住民税から控除または所得税から還付されるというものです。

「ワンストップ特例制度」を使うと、住民税の控除のみになりますが、所得税の還付の分も控除金額に加わるので、「おトクになる金額」は変わりません。ざっくり言えば、10,000円の寄附をすると、翌年の住民税が8,000円安くなるのです。

さらに、地方自治体への寄附の返礼品として、その地方の地場産品が送られるので、実質負担2,000円のみで肉・米・工芸品・家電などが入手できる制度になっています。(返礼品がないコースもあります)

 

ということで、上限内であれば、たった2,000円で数千円、数万円分のものが手に入るという錬金術みたいな制度です。

今までよくわからなくて僕は手を出していなかったのですが、今年は一念発起して利用してみました。

僕は Google 検索をして一番うえに出てきた「ふるさとチョイス」というサイトを利用しました。

 

ふるさとチョイス

https://www.furusato-tax.jp/

 

その結果、牛肉や鶏肉、果物、お菓子の返礼品を選びました。実質負担2,000円でこれだけ受け取れるなんて、なんだか信じられません。

 

そう、信じられないのです。いったいどういうカラクリになっているのか。

 

制度自体は知っています。「ふるさと”納税”」という名前ながら、実際は寄附金控除の仕組みを使っているので、他の寄附金と制度上は変わりません。

あくまで返礼品は、各地方自治体が寄附金へのお礼として用意しているものです。(金額や種類など、一定のルールはあるようですが)

寄附金額よりも返礼品の価値は低いですから、ふるさと納税をしてもらえた自治体は、それだけ財政が潤うことになります。

 

ですが、その分、本来もらえるはずだった住民税が減るのです。自治体単位で考えればプラスになる自治体、マイナスになる自治体と様々でしょうが、全体で考えると確実にマイナスになります。

そのマイナスになった部分は誰が負担しているのでしょうか……

 

また、ふるさと納税をするということは、本来自分が住んでいる自治体に支払うべき住民税が減るということです。ひいては自分が住んでいる自治体の税収が減り、自分が住んでいる自治体の財政が悪くなってしまう可能性を秘めているのではないでしょうか。

自分が住んでいる自治体が、ふるさと納税を多く集められるような魅力的な返礼品であったり、「自治体ファン」がいればいいのですが、そうでない場合は、マイナスになり、極端なことを言うと道路補修が少なくなって道があれたり、高齢者福祉が縮小されたり、教育への取り組みが無くなってしまったりすることにつながりかねません。

実際に財政が悪化してしまっている自治体もあるそうです(神奈川県川崎市や東京都世田谷区の話を目にしました)。

「その自治体が魅力的な『ふるさと納税の返礼品』を用意できないのが悪いんでしょ」と言ってしまえばそれまでかもしれませんが……

 

もともと、人口の多い都市部の自治体と、人口の少ない地方の自治体の差を埋めるという目的もあって始まった制度のようですが、過熱化すると日本全体が困窮していってしまうのではないかと心配になります。

国家財政から地方自治体への補填があるそうですが、それも結局出どころは税金なので、巡り巡って国民への負担増になるのではないかという危惧があります。ふるさと納税のせいで結果的に税負担が多くなってしまっては元も子もないように思います。

 

ふるさと納税は誰かが推進しているので現在のように数千億円規模の大きな市場になったのだと思いますが、得する人はいったい誰なのでしょう。

魅力的な地場産品を持つ自治体、ふるさとチョイスをはじめとしたふるさと納税業者、返礼品を出品している業者、そしてそれを利用する国民、でしょうか。

もしかしたら、これを「口実」に、国家が増税を図っているのかもしれない、とすら思ってしまいます(何も具体的な根拠のない想像でしかありませんが)。

 

どなたかこのカラクリを解説してくださらないかしら……

 

そんなことを思いつつ、「個人単位では絶対おトクだからなぁ」と思ってしまうので、来年も利用すると思います。

左右独立のBluetoothイヤホンが欲しいなと思い立ち、以前から探していました。

先日僕の誕生日だったので、誕生日プレゼントにと妻に頼んで買ってもらいました。

ちなみに妻の誕生日は来月なので、先取りで同じものを妻にも書いました。


それがこれです。





早速使ってみましたが、これがなかなかいい感じ。

他に購入を迷っていたものと、ヨドバシカメラで聴き比べてこれになりました。聴き比べるの大事ですね。

ちなみに予算は1万円でした(我が家はプレゼントのインフレを防ぐために、予算上限1万円と決めています)。


他の候補その1





見た目は一番よかったんだけど(赤が欲しかった)、音質がいまいち薄っぺらく感じられて候補から外しました。

NT100のほうが低音がしっかり響く気がしまして。


他の候補その2



これと迷いました。

音は僕の好みだったけど、防水性能でNT100を選んだ形に。あと妻の好み。確かにデザインはNT100のほうがいいかも。



ということで箱はこちら




開けたところ




メッセージ




ふむふむ。割と新しめの会社のようですね。




上の黒いのがケース。中に本体が入っています。

手前の白い箱には、充電ケーブル・ケース用ストラップ・イヤーピース・イヤーループが入っています。


ケースの中身




しまった時にNUARLのロゴが綺麗になるようになっています。意外とこれ大事です。左右がわかりやすい。




箱の底の方に説明書(と保証書)が入っています。





日本語で書いてあって安心です。

他に英語と中国語で書いてあります。


使ってみたところ、本当に快適。コードが無いだけですが、こんなにストレスフリーになるとは思いませんでした。

人の多いところではよく音飛びするものの、使っていて本当に快適です。

(音飛びは、子機である右耳でよく起こります。電車の中では平気ですが、大きい駅の改札などではほぼ毎回起こるので、仕方ないのでしょう。説明書にもその旨書いてありました。2.4GHzの帯域はいろんなものに使われているので影響を受けやすい、と。)


通勤で使う分には電池持ちますし、ケースにしまえば充電されるので苦になりません。

ケースは家で充電すれば3,4日は保ちます。

僕は早めに充電したので、本当ならもうちょっと保つと思います。


Bluetoothイヤホンの宿命ですが、若干の遅延があるので、音楽リズムゲームなどはやりづらいと思います。調整次第でできるものの。


みなさんもご興味あれば是非お試しあれ。