愚痴です
先日、オンラインショップで服を買いました。
サイズが大きかったので、発送元のフランスに返品することにしました。
返品送料は自己負担だったので、DHLのアプリで発送の手配をしていると、こんな欄がありました。
内容は…
事前指示
荷物が配達できなかった場合、どうするか決めてください。
⚪︎放棄(無料) 競売または荷物の処分
⚪︎返送(有料) 差出人に返送
というもの。
えっ、届かないこと前提!?
それに、配達できない場合、返送一択じゃないんだ…
競売にかけるとか捨てる(処分)とか…なんかすごいですね
ちゃんと届けてくれよ?
少し前の土曜日、他の街のクリスマスマーケットへ行ってきました
行き先はローカル線で1時間20分ほどの場所だったので、
Deutschlandticket(1ヶ月乗り放題定期)を使って行きました
行きの電車はすごく順調、帰りの電車も定刻通りに出発しました
しかし、帰りの電車に乗り込み、20分ほど経ったところで、ドイツ語でアナウンスがありました…
(英語のアナウンスはない)
「架線の故障(Oberleitungsstörung)で、A駅からB駅の区間が運行できなくなりました。
そのため、この電車は終点のC駅(私の最寄駅)ではなく、A駅で運行を終えます。
A駅のZOBに振替輸送のバスがあります。」
この時点では、
ツイてないけど、もう振替輸送も準備しているなんて、DB(ドイツ鉄道)やるじゃん!
B駅からもC駅への電車があるから大丈夫!
DBアプリで見たら、ちゃんと電車は運行してるみたいだから、少し待てば電車に乗れるな
と思っていました。
大勢の乗客でギュウギュウになりながら、振替輸送のバスに乗り、A駅からB駅まで移動しました。
乗客同士も「B駅からC駅方面へは17時⚪︎分の電車があるね」等と情報交換しあっていました。
しかし、B駅に着いて、駅の電光掲示板を見ると…
fällt aus、fällt aus…のオンパレード。
C駅方面の電車が運休になってるじゃん…!
(ドイツに住み始めたら1番最初に覚えた方がいい言葉は、Defekt / Störungとausfallenだと思う)
みんな電光掲示板の前に立ち尽くしてしまいました
全然違う方面の電車は動いているようです。
その電車に乗った場合、もう一度乗り換えれば、C駅に着くと思うのですが、
ものすごく遠回りになるし、かなり時間もかかります。
(しかも、この様子では乗り換える電車が運行しているとは限らない…)
B駅はすごく田舎で小さな駅だったので、周りにお店もなく、
路線バスもほぼなく、タクシーも1台しか止まっていません。
雪がたくさん降っている中(雪予報じゃなかったのに!ドイツは天気予報もよくハズれる)、
B駅はC駅方面に行きたい乗客で溢れ返っていました
Uberで車を呼ぼうとしましたが、田舎なせいか、全然ドライバーとマッチしない…
結局、Uberは諦め、次に来たタクシーにおばさま2人と相乗りすることになりました。
(たぶん相乗りは禁止だと思うけど、背に腹は変えられません)
タクシーも全然来ないので、タクシーも取り合いでした
C駅まで、おばさま2人・私・夫の4人で乗り込み、無事帰宅出来ました
代金は割り勘。2人分で40€かかりました
おばさま達によれば、冬はよく架線の故障が起きるんだとか。
私は普段、U-Bahnやバスばかり使うので、冬に架線の故障が頻発するなんて知りませんでした
(雪は降ってたけど、故障するほどのドカ雪ではなかったと思いますがね…)
B駅に残ったたくさんの人たちは、無事家に帰れたんでしょうか…
っていうか、B駅からの電車も運休になったんだから、
A駅からB駅じゃなくて、A駅から本来の終点(C駅)まで代替輸送のバス出してくれよ…
やっぱりDBは悪い意味で裏切りません…
ドイツに住み始めて2年9ヶ月経ちます。
でも、いまだに驚くことがあるなぁと思った出来事でした