先日、近所に住むドイツ語が話せない知り合いのため、小児科探しをしました
ドイツも少子化が進んでいるはずですが、私の住んでいるエリアは比較的子どもの数が多く、小児科を見つけるのは簡単ではありません。
なぜなら、リソースに限りがあるから、との理由で、新患の受け入れをしていないクリニックも多いから…
また、これはドイツであれば小児科に限った話ではないと思いますが…
「受診したい時にすぐ受診できる」ということは、まずなさそうです。
というわけで、新患を受け入れてくれる小児科は根気強く探すしかないのですが…
産まれてくる赤ちゃんの場合は、胎児の頃から。
(ホームページの新患申込フォームに、出産予定日を記入する欄を設けているクリニックもありました)
引っ越しにより、新しい小児科を探したい場合は、引っ越しする前から。
「かかりつけの小児科は早め早めに探す」の一言に尽きるようです
日本だと、「休診日や夜間に子どもが高熱を出して、救急外来に連れて行く」なんてことも当たり前にあると思います。
しかし、ドイツの近くの小児科病院や大学病院(救急外来併設)のホームページを見たところ、命に関わるような緊急性の高い患者を対象にしていて、高熱くらいでは診てもらえなさそうです。
すぐ診てほしい状況であっても、
① かかりつけ医へ相談して指示を仰ぐ
② 休診日や夜間は116117に電話して相談 *116117は、日本でいう#7119みたいな番号。ドイツの救急車は112
ただし、言語はドイツ語。
というのが原則のようです。
かかりつけ医がなく、ドイツ語が話せない人はどうしようもありません…
幸運にも、今回は小児科を見つけることができました。
でも、英語で診察を受けたい外国人にとっては、病院探しも一苦労だなぁと思いました。
(多くの医師は英語が話せるとは思いますが、話せない方もいらっしゃるようなので)
だからこそ、先を見通して、早め早めに行動する必要がありますね。
今回、小児科探しをしたことで、英語で診察を受けられる医療機関を探せるサイトを知ることができたのは収穫だったかもしれません。
私は英語話せないけど、今後何かの役に立つかも!笑
*116117のサイト。下の方に診療科が並んでいるので、該当の診療科をクリックすると、英語で診察可能な医療機関を探せます。
いまだに知らないこと、分からないことも多い、ドイツの医療事情です…