父、母ともに若くして他界していますが、
特に母はアルコール性肥満によって54歳で心不全死をしています。
家族の皆は、アルコールを減らすように母に言っていましたが、全く意に介さず、ウイスキーをガンガンのんでいました
誰も止められない状態でした。母はキッチンドリンカーでした
ウイスキーの瓶を二日で消費していました
父は、50代から急激に肥満になり、脂質異常症、高血圧になりました。
父は科学者だったこともあって、散歩を毎日して肥満を抑えようとしていましたが、効果はありませんでした
即ち、筋金入り、ちょっとやそこらの運動では、肥満が抑えられない家系に生まれていたのです
本格的に医学、薬学を学び始めて、両親の絶望的な運命を知ったのです。
自分はどうしたら良いのだろうか?
その答えは47歳まで分かりませんでした
今思えば、原始食や古代食をすればいいのにーと思うところですが、知識がなくて親にアドバイスをできませんでした
悔しいです。
アルコールと同僚の肥満との戦い
私のアメリカ人上司はアルコール肥満に悩んでいました
上司とは私の母のことを話していました。
というのも、欧米の方達はアルコール代謝酵素を豊富に持っているため、
沢山飲まないと満足感を得られないのです。
上司は非常に医学・薬学に精通している方でしたが、
肥満に関しては、マクガバンリポート法のカロリー制限の知識しか持っていなかったのです。
つまり糖質が高く、脂質、タンパク質が低い方法でダイエットをするのですが、
効果は殆ど見られなく、血糖値は全く改善しませんでした
でも、それが医療業界・製薬業界の普通の知識でした。
彼は意を決してバーボン、ワインを減らし、
ノンアルコールビールを飲み始めてからしっかりダイエットできました
この時初めて、アルコール(糖質を含まない)でも本当に肥満になるし、辞めればダイエットできるんだと考え深かったです
同僚の医療者、科学者も一斉にバーボン・ワインを控えるようになり、
彼らはアトキンス法(肉、卵主体で糖質を制限=古代食になっている)で無事に痩せれました
アメリカでは知的層は、アトキンス法によるダイエットをしていて、長生きしている方が多いのです
アトキンス法であってもアルコールを大量に摂取すると肥満は解消できないことを小心に刻みました
アルコールはほどほどにしないといけませんね