最近気が付いたのですが、ワタシは室内で靴下を履いているのが苦手です。
冬場多少足先が冷えるとしても室内に入ったら、なる早で脱ぎたくなります。
それはたんぽぽ会の保育で1日の大半を裸足で過ごしているからだろうなーと思っていました。
それが、この年始に帰省した際に実家で裸足で過ごしていると(他の家族は皆靴下&スリッパ)
「寒くないのすか?あんた昔からそうだったなや」
と父親。
うーんそうだっけか?
でもそう言われてみると、甦ってくる幼い頃の記憶の数々……。
靴下履きなさい!と母にしょっちゅう言われていたこと(当時は靴履くときも素足だった)。たいして聞く耳を持たなかったこと。
それが小3か4年の頃、ある日学校で外靴から上靴に履き替えようとして気が付いたんです。
「ウッ…くさッッッ!!!」
その時に、なぜ母があんなにも“靴下をはけ”と自分に言っていたのかがすごく腑に落ちました。
そもそもなぜ靴下を履こうとしなかったのか原因としてあれこれ思い当たることもあります。
鼻炎持ちだったし嗅覚が弱かったのか。感覚過敏的なところもあったのか。母から構われることが嬉しかったのか。単に面倒だったのか。
でも、とにかくこの時に(少なくとも靴を履くときは)靴下を履いた方が良い!ということが身に染みて分かりましたし、以降はちゃんと履くようになりました。
靴下に限らず、身辺自立に関するところって先を心配するからこそついついちゃんと出来るようにと求めたくなってしまいます。
そしてさんざん口すっぱく言っても子どもには響かなかったり……。
大事なのはやはりその子自身の気付きや納得なのだと思います。
そしてその瞬間はどこかで必ず訪れます。
そこを待ちながら強制したりせず応答的に働きかけていくことを大切にしていきたいと思っています。
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※以下余談
靴下に関してはちゃんとするようになったわけですが
ミネ
※余談② もし仮に、自分の足の臭いに気付いたのが4、5歳頃だったとしたら?と考えてみました。
多分ですがその後も靴下は履かなかったでしょう。
足が臭い→だから何??と気にしなかったのではないかと。。
むしろ周囲のウケを狙ってワザと履かない選択をしていたかも…。
足が臭いことを恥ずかしい(異性の目を気にするとか、ひと様を不快にさせてしまうとか)と思えるまでの心の育ちもあったからこその行動の変容だったのではないかと思うのです。
余談③ちゃんと親の言い付けを聞かなかったから足が臭くなった。そんなしょうもない思い出です。
しかしそれによって今現在ワタシは保育士として子どもたちに(靴を履くときは)靴下を履いた方が良いのだとアツく語ることができます。
経験として何が活きるのか分からないから人生は面白い。