あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年末年始のお休みも終わり、たんぽぽの中も徐々ににぎやかさを取り戻しています。

本日のお昼の献立はこちら…!!

※画像は農水省HPより
山形県民にはおなじみ。
そうじゃない人から見れば、ただの具沢山お味噌汁?? …でしょうか(笑)??


こちらは山形県の郷土料理『納豆汁』であります。




山形では古くから親しまれている冬の家庭料理。納豆をすり鉢でよくすりつぶしてとろみをつけ、汁に馴染ませるのが特徴です。

具材は根菜類、こんにゃく、キノコ類、ねぎ、せり、豆腐、油揚げ、ずいき など。

ワタシ自身もともと県外の人間なので、納豆を味噌汁に入れちゃうなんてびっくりでした。

雪が多くお正月の時期に七草をそろえるのが難しい山形では、七草がゆではなく、この納豆汁を食べる習慣があるんですって!

七草がゆのように、胃を休めて… というよりも、冬の山形では貴重であろうたんぱく源がたっぷり入った納豆汁を食べてることで1年間の無病息災を願ったのではないでしょうか。



今日は5歳児くじらぐみのお休みが多く、4歳児ぞうぐみ中心に納豆をすりつぶしてもらいました。


↑中粒を使ってますね~。

「からし入ってたー!どーすればいいー??」笑


↑普通のすり鉢の使い方でやると、粘りが出すぎて潰しにくくなるから、上からトントンと叩くようにするといいんですって! なるほどな~。

↑こどもひとりではちょっと難しい作業。誰かがすりこぎを使うためには、別の誰かがすり鉢を押さえなければうまくいきません。わざわざ大人が指示をしなくとも協力しあいます。
↑誰かに支えられた経験は、自然と他の誰かを支えることにも繋がっていく。これが大事ですね。








みんないっぱい食べました!





先人たちの知恵。おいしく味わいながら子どもたちの中にのこしていきたいものです。



ミネ



↓姉妹園であるとちのみ保育園が、能登半島地震への義援金募集を始めました!


1月1日の地震以降、できることはないかなー?と頭のどこかにはあったのですが、とちのみが先に行動で示してくれました。
同じようなやり方になるかもしれませんが、たんぽぽとしても週明け頃までには何か考えたいと思います。