昨日は友人が出演している舞台を観に、
大阪まで行ってきました。
 
と言っても、彼女は舞台が本業な訳でも、
副業な訳でもないただの素人で、
 
「やりたいから」という理由で出演するという・・・。
 
 
お誘いを受けた時私は「なんか楽しそう♪」と、
軽い気持ちで観に行くことを決めました。
 
その時はここまで感情を揺さぶられることになるとは
夢にも思っていなかったのです。(きょんたさん、ごめんなさい。)
 

 

舞台はミュージカル仕立ての朗読劇だったのですが、
 

素人とはとても思えない、歌あり、踊りあり、芝居あり、

笑いもあって涙もある、それはそれは見事な舞台でした。

 

 

アラフィフの主人公ハナコさんと、

ココロの中の住人たちとの物語は、


少し前の自分とかぶるところがあり、

 

いえ、今の自分ともやっぱりまだ少しかぶってる所もあって、

色んな台詞が心に深く響きました。

 

 

劇中で出てきた台詞。

 

やりたいけど、自分には無理。

 

人になんて言われるかわからなくて怖い。

 

羽化した時に、蝶じゃなくて蛾だったらと思うと、

サナギや青虫のままでいる方が良い。

 
そう言いたくなる気持ちがもうわかりすぎて(笑)
 
 
この劇はハナコさんの物語ではありますが、
 
おそらく昨日の出演者・スタッフさん一人一人が
全員「ハナコさん」なんだろうなと思いました。
 
出来るからやるんじゃ無くて、やりたいからやる。
やりたいからあきらめないで、出来るまでやる。
 
その覚悟を決めて作り上げられたこの舞台には、
上手いとか下手だとかを超える熱さがあって、
 
この方たちはここまで仕上げるのに、
どれだけのことを乗り越えて来たのだろう、と
 
私は心から感動しました(T_T)
 
 
パンフレットと一緒に、作・演出を手がけられた
土井舞奈尚さんの挨拶文が添えられていたのですが、

もうほんとこれに尽きるなぁと。
 
 
その思い、しかと受け止めさせていただきましたよ。
 
皆さん、本当に本当に格好良かったです(≧∇≦)
 
 
思えば私も2年前、そんな気持ちで作品展に
挑戦したことがありましたっけ。
 
何回か続けていく内に、そんな気持ちを忘れて
しまっていたように思います。
 
 
娘に叱られて、絵日記を描き始める前も、
「やりたいけど私には無理」とずっと思っていました。
 
でも、無理だなんて決めつけているのは、
他の誰でも無い、自分なんだなぁって。


他の人と比べるのでは無く、自分がどれだけ
進化できたかが重要なのであって、
 
そこに目を向けることができたら、
きっと前に進んでいけるんじゃないかなって。
 
 
何もしなければ傷つくこともない代わりに、
感激も感動もありません。
 
私は自分の可能性をみないふりして、
 
何もしない平凡な日々を幸せだと思い込もうと
していたような気がします。
 
 
昨日の舞台を観て、そんな自分が恥ずかしくなりました。
 
やりたいことを自分で無理と決めつけない。
 
自分の可能性を信じる。
 
これからはそういう人になろうと思います(≧∇≦)
 
 
本気は人の心を動かすと実感しました。
 
きょんたさん、誘ってくださって本当にありがとう。


映画『グレイテスト・ショーマン』の楽曲にも、素敵な和訳(意訳?)が。
 
 
舞台の感想のつもりが、思わぬ長文になってしまいましたが、
文章にすることで、自分の気持ちも整理できて良かったです(笑)
 
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
それではまた!!