指導のポイント


昨年の慶應等ノンペーパー

                          夏休みの時間で





 8日間、 9:30分から、17:00頃まで、終日を、


慶應・早稲田・桐朋学園・成蹊・立教・青山学院・


学習院等、その他女子校向けにも指示行動・表現力


強化の為のプログラムを組んであります。


試験中にお弁当を・・・で、そのお子様の生活力


をご覧になる学校もあるぐらいですから、


お昼(お弁当)をご一緒にさせていただきます。


お箸の使い方、お食事のいただき方、


お弁当の包み方・・・等々、そのお子様のお生活力


が顕著に分かります。


 又、世間で少しご準備の段階で誤解?!なさって


いらっしゃる点の一つとして、


「ノンペーパー」の領域、決して、ペーパーとしての


学習と乖離しているものではありません。


形を変えて、知力・体力・徳育等の総合的な面を


判断するだけで、かえって、ノンペーパーで、


良いご評価をいただくのは、とても難しいかも


しれません。


 8日間での1番の目的は、


普通に朝から晩までをご一緒に過ごす中で、


小学校受験で、倍率の高い、超難関校に


合格圏内に入れるための、又、学校に入学後に


困らない知力と、生活力をご一緒に


高めていくための時間として過ごします。


S. Y



朝から晩まで慶應等受験

ノンペーパー徹底特訓 

―指導のポイントー   
【1日目 巧緻性】

「パズル」



パズルは、空間認知の発達段階を確認することができる問題です。

その反面、経験を積むことによって能力を上げて行くこともできる領域でも

ありますから、小さい頃から好んでパズルをしていた方は、パズルの扱い方

が上手く、スピードもあります。 まだ、あまり得意でない方は無理をして

難しいものに取り組まず、ピースの少ないものからやり始め、動かし方のコツをつかんでいくようにしていくとよいでしょう。



《プレートパズル》

2枚で三角を作る、四角を作る・・から始めて、4枚で三角、四角を作る、8枚で三角、

四角を作ることができるようにしていきます。 そして、大きな形の中にその組み合わせで出来ているパーツを発見していくことができるように練習していきます。



《絵パズル》

やみくもに絵を一つずつ合わせて確認するのではなく、一度パズル全部を広げて完成図を

予測し、見当をつけたものを組み合わせていきます。

絵をよく見て、どこが一番分かり易いか、特徴をとらえ、そのピースを元に広げていくと

「絵」が、つながっていきやすいでしょう。



《形パズル》

四角形はその四隅の直角をみつける、直線部分を見つけることが大事です。

幼児に形パズルを要求する場合、多くの場合、「角」を作ってあります。

まずは、そのピースを並べてみて、やりやすそうな1つの角とどの形がはまるのかを、

考えます。その場合、そのピースの「角」以外の残りの2辺または、1辺の直線部分を

よく見ます。なるべく、大きいピースから始めるのもコツの一つです。



《線パズル》

 接続する面に描かれている線の本数や太さや色に注目します。

出来上がりが、四角の場合が多いですから、形パズルと同様、四隅の角を調べます。

「紐通し」

紐通しは、最初にどこから紐を入れるのか、どこで紐を出すのかを、入り口と出口を、

まずは確認します。

紐通しを開始する位置が見つかったら、適度な長さを残し、少し進めていって、

自然に紐が抜けないところまでは、指でしっかり押さえておきます。

練習を多くなさると、どの位までいくと、手を離しても紐が抜けないかが分かってきます。

始めて位置から、最短距離で次、次と通して行きます。台紙は、表、裏を返さず、

又、台紙も回さず、いつも同じ方向に向け(左角にシールが貼ってある)、表を見たままで、

お手本通りに通していきます。一つ穴を通す度に紐はしっかり引っ張っておきます。

いくつも通してから、まとめて紐を引っ張ると上手くいきません。

〈線図形〉のような形のもの(直線がつながっているもの)は、やり方を覚えれば

差ほど難しくありませんが、知らないと、絶対にできません。練習しましょう。



「箸」

箸を持つ親指、中指の位置と指の向きに気をつけます。 また、持つ場所はあまり上過ぎると箸の先端のコントロールが難しく、下過ぎると箸の先がしっかり開きません。

如何しても、つかむ物だけでなく、入れ物がつるつるしている材質のものですと、

掴みにくく、すくって移動させたくなりますが、それはNGです。

豆等に対して、箸を垂直にあてると摘まみ易いです。

これも、多くの種類のものをつかむ経験をしていると、「どのようにしたら?」が

比較的、分かります。 碁石でも、白色と黒色では難易が違います。