男の子さんの言葉が・・・


 どこで覚えるのでしょうか?


 余り、素敵でない言葉が出る瞬間。


幼い男のお子様方の中には、聞いていて


気持ちが良くない言葉を何かと言えば使う方々


がいらっしゃいます。(きっと、お母様は


ご存じないかもしれません?!)


受験教室のお遊びの時間に出るくらいですから、


きっと、保育の現場ではもっと頻繁にそんな


状況があるはず・・・ではないかと?!


どうしてなのか? 成長発達段階の中で


いろいろケースがあること、色々なケースの


経験も必要なことも? とは分かっていても、


そんな状態を容認する必要が?・・・と。


この頃、授業の合間には、レゴで遊ばせる時間を


作っています。


黙って聞いていると、


「殺す」

「破壊する」

「ぶっこわす」  ・・・etc.


作品を作りながら、そんな言葉ばかり・・・で。


今日、,彼らとお話して、その言葉をもっと素敵な言葉に

替えましょう!と提案しました。


3つの言葉がどんなに怖いことなのかをまず説明

しました。そんなことが残念ながら人間が生きている

以上、現実には世界中であることもお伝えしました。


彼らに、

「ぶっこわす」→折角作ったレゴを「ぶっこわされる」

ことが厭かどうかをたずねました。

「殺す」ということは「どんなことなのか」を

説明しました。


ぶっ壊さないで、建設しよう!→宇宙に何か作れるか

考えてみよう。

破壊しないで、未来の建物を想像してみよう!→

今の宇宙ステーションよりももっと快適にするには?

将来宇宙戦争があるかもしれないけれど、

でも、地球のみんなが仲良くできるにはどうしたら?


のようなことを提案してみました。


たったの5歳のお子様達ですが、


「先生、僕、明日、保育園に行ったら

 ○○くんに、何かを壊すのでなく、造ろうよ!と

言ってみるよ!」とおっしゃってくれました。


大人がきちんと説明することの大事さを

痛感しました。


伝えているはずなのに・・・、


ではすまされないかもしれません。


日本の未来を担うお子様方、


大人が心して良い関わりをする必要性が。


S. Y