家庭学習と教室の合体で
「慶應義塾幼稚舎合格・卒業生作品」
夏休みはある意味、どの時点での入試でも「がんばり時」なの
かもしれない。
中学以降の入試だと、冬休みを越えて・・・となるが、それでも、
やはり拘束された時間が少ない夏休みを「有効的な使い方」を
することの必然性は、「結果」につながることが多いので、
計画をきちんとお立てになってお過ごしになられるご家庭が多い
と思う。
幼稚園受験や小学校受験となると、秋が入試なので、
更に、夏休みの過ごし方如何では?・・・となることも多いに考え
られるので、「いろいろと考えてしまって」…とおっしゃるお母様の
お声も聞く。
因みに、早くからそれぞれの教室の特に大きい規模のところで
あればあるほど、「夏休み特別・・・」のような企画が早く”提示”され、
受講することの”必然性”や”必要性”を良くお考えになる間もなく、
締切日までにお費用を納める・・・ケースを耳にする。
まだ、学校説明会にも出席する機会もない時期に判断・決定を
するのは少し無理があるご家庭も少なくないと思うが。
「何故、国立・私立なのか?」
「何故、地域の学校でないのか?」 etc.
を確信を持ってご家庭が決定し始めるのは、やはり、夏休み近くに
なったこの時期から・・・が実際のところではないか?と思うのだが。
何故ならば、準備していらっしゃるお子様ご本人が今の時期まででは、
「まだ、何とも判断が」・・・の成長期でいらっしゃるからだ。
発達段階が様々で、お得意の事もお子様それぞれで・・・。
そんなわけで、当方は、夏休みにご一緒に過ごさせていただく
計画をご提示させていただいたばかりだが・・・。
ご父兄から、「先生、遅いです!」と言われています。
小学部の1年生が、 「音読」をしています。
小学校受験では、1年生、2年生位の範囲までが入試問題として
ありますから、この「音読」 、小学校受験準備にもとても良いと
思いますので、授業にも取り入れています。
一つ、ご紹介します。
≪おれはかまきり≫ かまきりりゅうじ
おう なつだぜ
おれは げんきだぜ
あまり ちかよるな
おれの こころも かまも
どきどきするほど
ひかってるぜ
おう あついぜ
おれは がんばるぜ
もえる ひをあびて
かまを ふりかざす すがた
わくわく するほど
きまって いるぜ
出典: 『のはらうた』 くどうなおこと のはらみんな 童話社
やはり、どんな形であれ、ご家庭のお助けがあってこそ
その成果がある!と長年の経験から思う。
ご家庭と教室、今まで以上により信頼し合って、協力し合って、
「夏を制する者は秋も制する!」…ことを願う。
S. Y