高尾の墓参り





 昨日は母の命日。


 授業前に、一人で、高尾の霊園に墓参りに行った。


父がガンで早く亡くなって、その時、自分の子供が小さくて、


高尾はとても遠く感じられ、墓参りは難儀であった。


 今、高尾がそれほど遠くない所だと分かった。


特別快速を使ったら1時間にも満たない。


なんで、あんなに遠いと感じたのだろう。


 子育ては大変だ。


 多分、その時、

子育てに余裕がなかったからに違いない。


 今、仕事を持ちながらも、余裕があるのは、


人生の終盤にかかったからかもしれない。


 お墓前用の花でなく、真っ赤なバラを供えてきた。


S. Y