感性や表現は自発的な遊びから・・・が理想だが・・・
個人指導や少人数指導だと、それぞれのお子様の個性をより強く感じる。
まだ生まれて数年のお子様なので、成長発達の途中に違いないが、
明らかに、それぞれのお子様の特質が違う。
特に男のお子様は、よりそのように感じる。
幼稚園受験、小学校受験。
幼稚園や保育園とも違った関わりの中で、彼らと、受験を意識して向き合わざるを得ないが、
幼児期のお子様の本質が大人のように、場所や人によって違う態度を取る…とは思えない。
幼稚園受験や小学校受験の現場を、時として、保育園や幼稚園の先生方の間でも
何故か、間違った認識をお持ちになる風潮があるが、日々成長する、生身のお子様達は、
向き会う保育者や場所を意識することなく、いつでも、溢れ出るメッセージを投げかける。
大人が感動するような、思わず厭なことを一時忘れてしまって心から笑わさせてもらえる
表現に出会うことも、 よくある。
小学校受験を意識した保育の日々の中で、お子様達はさまざまな表情をみせてくれます。
これまでも、今でも? 子ども達の感性や表現が彼等から自身の自発的な遊びを通して
育まれることを良い・・・と、自然に育まれることが理想であると多くの保育現場に関わる者達は
思っているのでは?
幼稚園受験や小学校受験ではともすると、どこどこの有名私立幼稚園に、小学校に
合格した・・・、何名であった・・・、のような部分がクローズアップされていることを
とても残念に思う。
お子様達の瞬間、瞬間、さまざまな瑞々しい語り・・・。
そんなお子様方の一人ひとりと向き合うには、 傍らで見守り、深く理解し、
いくつもの課題に意図的に取り組みながら、彼らの可能性を育んでいかなければ・・・と。
主は変わらねど・・・。 自身のこころとからだを柔軟にし、努力しないと丸ごとからだで
ぶつかって自分の気持ちを「表わす」・・・・毎年、一人ひとり違う個性豊かな、彼等に
負けそうです。
S. Y.