輝く子どもを育てるために
昨日、4月開設予定の寺子屋の説明会があった。
国語力を上げることが、全ての学力にも通じる点が多いことは良く
知られていることだが、小学校の現場でのエピソードを交えた話に
21世紀を担うお子様がより良い環境を得て、羽ばたいていく姿が
想像できた。
――ーある小学校4年生のエピソードを一つーーー
学級日誌に、 ある日、 当番のお子様が
出欠の欄のところに 「りんご」 と書いたそうです。
担任が「どうしてか?」 とそのお子様に尋ねたら、
欠席がない時はいつも 「なし」 と書くけれど、
いつも、「なし(果物)でなくて、リンゴでもよいと思って・・・」と!!!
「言葉が豊かになると、心が豊かに育つ」
「国語の力は人間の力」
等々。
低学年の算数の問題にもふれて・・・、
問題①: 象さんが7頭いる。 トラックに乗せて運ぶ。
1台に2頭乗せる。 トラックは何台必要か?
答え: 4台
問題②: どの象さんが一頭だけになるか?
答え: ???
さて、この問題になると、どうでしょうか?
想像力や、感性や・・・が育っていないとなかなか答えがでない。
「国語力」は理科の問題でも必要です。
【2013年 麻布中学校入試問題理科】
・99年後に誕生する予定のネコ型ロボット「ドラえもん」。この「ドラえもん」が
優れた技術で作られていでも、生物として認められることはありません。
それはなぜですか。 理由を言いなさい。
「知識」を「知能」に変え、論理的思考ができるようにし、
又、表現する手段として、プレゼンテーション力、会話力、書く手段としても、
「手書き」で間違いなく、きれいに書けるようにならないと・・・。
一人ひとりの能力を上げていける、対話を先生とできる少人数での指導
で、きっと、良い成果がもたらされるに違いない・・・と期待している。
タンポポ会幼児教育研究所
S. Y.