面接準備、一つ聞かれたら、その続きも想定して用意すべし



面接準備


 今週、「5日間de個別テスト徹底攻略」で、面接練習を入れている。


 来週の「5日間de難関校ペーパー徹底攻略」の午後の4時間の授業の前に、


母子面接練習をする予定でもある。



9月に入ったら、


 面接用に、想定面接問答集を準備する必要がある。


 ◆志望する学校の過去問を精査し、どのような質問があったか傾向を調べ、それに対する


  回答を作成する。


 ◆一般的な質問に対する回答を作成する。


 ◆社会情勢を鑑み、出題されそうな時事問題等の回答を作成する。


 ◆願書にお書きになったご家庭の教育方針への想定出題への回答を作成する。


 

 大事なことは、願書も、面接想定問答集も、ご両親様のどちらか一方だけでお作りになると、


もうお一方はそれを覚えるだけになってしまいますが、面接時、極度の緊張を強いられると、


≪覚えたはずの文章が全く思い出せない≫ ということはよくあることです。


 基本的には、どのような質問に対しても、教育方針なり、指針なりが一本筋の通った揺らぎの


ないものであれば、それに続くお答が自然と導き出されてくるものです。 


 最近の傾向としては、一つの質問から派生して、次々と展開して行くものが多くみられます。


通り一遍のお答しかご用意がないと、行き詰ってしまいます。


特に、お父様は、少し突っ込んだお子様の日常生活のこと等を質問されると、戸惑ってしまい


頭の中が白紙状態になられることがお有りになられるようです。


 それぞれのご父兄のご性格にもよりますが、 一般的に「人との対応に慣れていらっしゃる」と


考えられる、医者であったり、弁護士しであったり、教師であったり…なさる方々は、お仕事柄、


面接に大変自信をお持ちのお父様が多くいらっしゃいますが、こと、大事なお子様の面接になると


それぞれのお仕事の専門的な事を聞かれれば、ご立派な回答をなさるのでしょうが、


ご自分のお子様の「合否がかかっている」…と思われるからでしょうか。 思いの他、緊張


なさり、充分なお答ができなかったというケースを良く伺います。


 教室で想定面接練習を私がする時などでさえ、 足が震えていらっしゃったり、


答えに窮してしまって、「先生申し訳ありません、もう一度最初から話させてください」・・・・


のようなことは、本当に良くある話です。



 お子様の面接練習は一朝一夕にはまいりません。


面接官の先生方は、沢山のご家庭をみていらしたその道のプロでいらっしゃいます。


嘘や作り話で面接が上手にいくことはありません。


普段の経験や積み重ねが重要になって来ます。


9月頃から想定面接練習をするのは、 お子様方が、常日頃より自然に身に付けたことを


お話できる、そろそろ時期にきたかな? と思うからです。


折角、お休みの日に出かけた水族館や、動物園等も、一度行っただけでは忘れてしまい


がちですが、絵を描いたり、気に入った物を図鑑やインターネットで調べたり、取った写真を


繰り返し見ながら楽しかったことを話す等することで、印象深い出来事にすることでできるはず


で、夏休み終了後では、集大成として、記憶の中に今まで経験したことが、きちんと入って


いれば、そのことに関しては、表情豊かに、生き生きと発言出来るからです。



 ご希望のご家庭には、模擬面接練習をしています。


例年、一度の練習ではご安心出来ず、複数回お申込みを頂いておりますので、


夏休み中の時間にゆとりのある時期に一般的な面接練習をし、9月に入ってから、


各学校向けの志望校対策の面接練習をしたいと考えております。 お父様のお仕事の


ご都合もおありになることでしょうから、お早目のご予約をお願いいたします。



面接語録:


面接官: 「ここ(学校)に来る前は何をしていましたか」


       「ご飯は何を食べてきましたか」



      *試験中の移動の都合で、その日はたまたまファーストフード店に寄って


        しまったあるご家庭の話・・・


お子様: (自信満々に!) 「ハンバーガー屋さんで、ポテトとジュースを食べて


                 きました!」



  

 願書に、「家庭の方針として、日頃から食育には大変気を付けておりまして・・・


  畑を借りて、○○を植えたリして…」 等とお書きになるご家庭も多いですが???



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タンポポ会幼児教育研究所