笑顔でも、 元気なお返事でも・・・
慶應横浜初等部の新1年生、がんばっています!」
小学校受験、この時期になると、それぞれのお通いの教室での独自の復習テスト、
習熟度テスト、発達診断テスト、その他、学校別でのシュミレーションテスト、小学校受験統一
模試等に参加なさるご家庭も多くいらっしゃること…と推察します。
なぜ模試を? 模試を受ける必要性は?
以下、3つの理由で受けた方が良いと推奨します。
①一つは学習した内容の定着度、習熟度を見るための単元ごとの
それぞれの教室が用意するテストは受けた方が良い。
②一つは、 受験者の母数が多い模試を7月頃に1回、9月の初めごろに1回
は受けた方が良い。
③一つは学校別の専門性のある、少人数できっちりと見てくれる模試を1、2回受けた
方が良い。
なぜならば、
1)今年の受験生の動向をみるため
2)本人が、大勢の今年度の受験生との関係性に慣れるため
3)お子様に合った、上手な点数の取り方を分析するため
です。
ですが、間違っても、どこどこの模試に行って、今まで力が付いていない部分が
力がついた・・・・そんなことはまずない!…と思った方が良いです。
ですから、それぞれの教室での習熟度を見るテスト以外に、他の教室や、
他の媒体の模試を受けるのは、最小限 で良いと思います。
色々なところにお子様を引っ張りだすのは、お子様を疲れさせる
だけで、そんなに効果が出るとは思いません。
お子様によっては、変に試験慣れしてしまって・・・。
慣れないで、力を発揮できないのも困りますが、慣れ過ぎても
テスター側で感じる・・・なにか、厭な感じがお子様に付きます。
さて、
①に関して: 小学校受験で、各小学校が出題する、その学校に入学できるための
考査内容は、 「受験」したお子様しか分かりません。
考査後に、お子様に聞き取り調査をしますが、 全員から、「本当」のことを
聞きだせる!? とは思いません。 そんな不明瞭な情報を基に、「過去問」と
して、ペーパーや、その他全部が構成されていて、問題集等も多く巷に販売されて
います。
しかし、確かに、実際に昨年、実施された入試の問題を学校側が見せてくださる
(受験教室関係者全員に公平にです)少ないケースもある中で、予想される問題が、
お子様方から聞き取り調査をして 「らしい??」
と思われた出題が多分、余り違っていないかも知れないと思われます。
そのことを前提に、 教室での準備教育がなされています。
有る程度の期間の学習で、どの学校でも1学期が終わったら試験があるように、
学習させた内容を、それぞれのお子様がどれくらい習熟出来たかを見るテストは、
小学校受験準備教室でも必要であると思います。
それは、試験中のお子様のご様子、そして結果が、今後の学習へのバロメーターに
なるからです。
②に関して: 今年度受験するお子様が多く集まる模試では、今年のお子様の実力や、
動向が 分かります。 例年、やはり、2,000名以上の模試で、上位を取ったお子様方
は、ご希望の学校に「合格」なさっていらっしゃるケースが多いです。
当会でも、小学受験統一模試で、2、000余名の受験生の中で1番を取ったお子様は
「雙葉」 に、学校別の慶應義幼稚舎受験のお子様の中で1番を取った・・・・ケースで
は、 実際の入試でも、「慶應」に合格しています。 いずれのケースも卒業生ではありま
せん。
但し、受験生は幼児です。 模試時の体調等で、いろいろですので、全面的に模試の
結果を信用してはいけません。
③に関して: 学校別の模試ですが、当会は、3時間をかけて、少人数で、あらゆる面で
お一人おひとりのお子様の「その学校に対しての可能性」を見させていただきます。
模試は、当然、点数で評価されますが、ただ、長年、この仕事をしていると、
それぞれの学校が「好む?」 お子様、ご家庭のタイプがあるような気?がする中
で、点数とは関係ない?ものが・・・。
色々な媒体でも、学校別の合格予想テストがあると思いますが、
学校をなかなか決定できないご家庭ではあれば、「思わぬ?!」ことも
有りうるので、迷っていらっしゃるなら、受けて見るのが良い…との判断からです。
表題の、1点、2点の話ですが、 難しい問題で、「できない!」とお困りのご家庭が
いらっしゃることでしょう。 でも、 前にも申し上げているとおり、無理して、ペーパー等
で 「満点を取る必要が ありません!」
かわいい笑顔、 大きな声で答える、 元気な様子・・・も点数に入って
います。 それぞれが1点、もしかして2点とすれば、6点、
ペーパー1枚のほとんどができなくても、上記3つができれば、
同じ点数が取れます!
点数の取り方! それぞれのお子様の良いところを、
今、もう一度見直しましょう!!!
少人数指導・1対1の個別指導でお子様を合格させる
タンポポ会幼児教育研究所
(6月28日のブログから再度)
家庭学習を効率よくするために
ペーパーテストで「満点を取る必要性」のことを何度が書いている。
結論でいえば、教室でお母様方にも例を示してお伝えしているが、
「必要ない!」 と言える。 勿論、満点をとれれば良いに決まっていますが。
ですが、 どの学校もペーパーテストの点数だけで「合否」を決定することはないと思います。
最近では、ノンペーパーテストで「合否」を決める学校も多くなっていますから、
ある領域、ある問題がどうしてもお子様にとって理解しにくいのなら、取り敢えず、分からせようと
する作業を一旦停止します。
理解できないのには、以前にお伝えしたように 5ランクあります。
①「まあまあ」
②「あとちょっと」
③「まだまだ」
④「もう少し前にもどって」
⑤「時期がきていない。すてる」
でしょう・・・か。
結論ですが、いつまでも 「分からない」 「理解できない」 ということは余りないです。
大抵の場合、ある日、前にも書きましたが、成長段階でその時が来たのか、(降りてき
て・・・神様がでしょうか。 もう時期だよ!・・・と)
今までやってきたことと回路がつながり、突然出来るようになる時がきます。
各小学校の合格点が何点かは勿論○秘です。 出題は広範囲ですし、過去問から
推察できたとしても、当然ながら、同じ問題は出ません。
ですが、大体この位取れれば「合格」ライン、 少なくとも、「補欠」にはなれるかな?と
いう大まかな出来栄えがお子様方の普段の成績から推察して分かる時、 「できるお子様
でも…」この位しかできなかったから、 多分難しかった・・・であれば、7~8割程度の
できで良いかもしれない…と考えられる。 成蹊などは、常に、難問を多く出題します
から、時には、10問あるうち、6問できていれば・・・・という年もあると予想されます。
でも、多分ですが、半分では??たとえ、他の領域を頑張ったとしても「合格」は難しい
かな?と思われるボーダーラインかな?と推察されます。
反対に易しい問題がほとんど…の場合は、「すごく易しかった。全部出来たと思う」の
ような発言が多くのお子様から発せられた時は、多分合格ラインは9割近くになっている
かもしれません。 「満点を取れた!」(入学テストで満点を取れるお子様は
いらっしゃらない?)と思って丁度良いくらいで、 合格ラインに乗れると思います。
以上のことから、
①難しい問題は、7~8割出来れば良い。
②易しい問題は、絶対に取りこぼしがないように、確実に点数を取る。
事を鉄則にするば、家庭学習でも、お父様やお母様があまり「かっかしない」で済む
のではないでしょうか。
但し、その事に加え、
1)指示を最後まできちんと聞いているか。
2)答えの導き出し方はどうなのか。(印を付けて数えているのに、数え間違いを
していないか、線を引いたり、○で囲んでいるのに、3人で分けた「3」なのか、
3つずつの「3」のことなのかを、 分かって作業をしているか?etc.)
3)正解だが、回答場所が正しいか。
4)正解だが、回答方法が間違っていないか(○なのか、×なのか、色は? クーピーか、
鉛筆か etc.)
5)なるべく、きちんとした感じに回答できているか(○や×の書き方は? 自分で見直し
た時に分かりやすいような方法で記入出来ているか etc.)
は、見逃してはならない点です。
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タンポポ会幼児教育研究所