数学の基礎が・・・、でもまずは触ってみることから
小学校受験でも、数校がこのパターブロックをつかって考査をしている。
パターンブロックは、ブロックが、入っているボックスを見た時、ボックスの中に手を入れて
ブロックをつかみたくなる気持ちにさせる魅力があるかもしれない。
色も赤、黄色、緑、橙色、青色&白木色と、形も色もさまざまで、
幼児が使う、今までの積み木にない、創造的な造形活動ができる教材であると思う。
実際、授業でも何度かお子様たちに 「このブロックで自由に遊んでいいですよ」と
仕向けた時の、お子様たちの反応は一様に目を輝かせてまずはブロックに触って
何かを作ろうとする意欲が見てとれる。
小学校で、筑波大學附属や、立教小学校など、「算数」の補助学習教材として使用
されているようだが、5歳~6歳児でも、簡単なものであれば、数量の領域として、
このパータンブロックを使って、学習することができる。
図形の形(三角形・六角形・菱形etc.) の基礎を学んだり、 写真のように、
かたち遊び(5歳児作成)としてや、また、線対称や点対称をつくる、「対称図形」の学習としても
活用できる。
小学校受験準備で、「図形構成」や「線対称図形」などをペーパー上で学習する時、
幼稚園児の年齢のお子様で、その領域を理解できるお子様はかなり少数になってくる
かもしれない。 但し、小学校入試では出題されているので、やるしかない。
このパターブロックは図形の関心を高め、数学的な考え方を導くのに無理なく、楽しませ
ながらお子様と学習できるので、優れた教材ではないかと思う。
① 先ずは緑の小さな△が1つの単位。
② その△を4つ使うと、次の大きさの△ができる。
③ その△を3つならば? 六角形の半分の形(台形)ができる。
④ 台形の形を2つつなげれば、六角形になる。
⑤ 大きな△の中に、どんな形がいくつ入るかを考える。
⑥ 同じ△をつくるのでも、色や形の使い方で、全く違う模様になることを知る。
ざっと、上げただけでも、数学的な考え方の基礎を育むには、工夫次第で
色々な展開を考えることができる。
ご家庭でも、以下にご紹介する「タスクカード」を上手に利用して、お子様の数に対する、
図形に対するセンスを伸ばして上げることは可能であると思う。
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