東大に入ったけれど雑巾が絞れない?!!!
いよいよ5月に突入した。 連休は、11月から始まった受験準備の中休み?
「年長クラス」のくくりの中で、やっと、本物の、年長さんになって、1ヶ月が過ぎた。
5月に入ったと思ったらすぐに、タンポポ会の内部のおさらい会ではなくて、2,000名余の
お子様が一堂に会する「小学受験統一模試」に初めて、会員が参加する。
又、すぐに、学校説明会も始まり・・・で、ドドドー!と、 「受験をする実感」が湧いてくる
行事が目白押しになる。
春に運動会がある学校もある。 幼稚園児も駆けっこのような簡単な競技に参加できる学校
もある。 運動会は、学校の様子をよーく見れる絶好の機会なので、
①絶対に見せていただいた方がよい。
②但し、長居は、禁物。 学校側(在学生のご父兄を含め)は、運動会は多少ガードが
ゆるいので、何かそんな雰囲気の中で、見学にいらしたお子様が(ご家庭が)隙!???
を見せてしまいがちになるので、気を付けた方が良い。
③トイレなど、校内に入れる場所もあるので、その際、トイレを拝借する時に少し、
施設の様子などを見れたら、見ておいた方がよい。
④運動会は、小学校の全職員が集まり、生徒も全学年が揃い、又、ご父兄も皆、参加して
いらっしゃる稀な機会で、一番、その学校の本当の様子が分かるかもしれない?ので、
良く観察するとよい。
慶應義塾幼稚舎・慶應横浜初等部・早稲田・青山学院・成蹊・成城などの
指示行動・行動観察、中学から進学校に進む桐朋学園・桐朋の行動観察が、「合否」の
決め手になることは、よく承知なさっているとは思うが、お子様へのその対策がなかなか難しい。
1昨日、 1日お子様をお預かりする 「小学校受験保育」をしてみて、
一番にお子様が弱いところは、「遊び」の領域だと思う。
①1人で上手に遊ぶ、遊び方が分からないかも?
②小グループ(2~4人)で、相談して遊ぶ?のもなかなかかも?
③5人以上だと、何もまとまらなくて、全く遊べないかも?
が今の時点での、お子様たちの様子である。 遊び道具があっても、なければ尚更だ。
多分、同じ年代のお子様方は大なり、小なり同じ問題を抱えているかもしれない。
早稲田実業学校初等部の行動観察は、遊び道具が何もなかったり、あっても、
遊び道具らしかぬ?物で工夫して遊ぶように…が出題されている。
初めての場所で、初めての友達と、初めての道具で、それも短い間に
どんな遊びをするか決めて、遊ばなければならない。
お子様は
①遊び道具がなくて、遊べるか?
②1人でも、グループでも遊べるか?
子供は遊びの名人??? 「遊び」なので、簡単にお考えかもしれないが、
ペーパーは難しいのはできても、お友達と仲良く、気持ち良く、楽しく、工夫して…遊べる
お子様はなかなかどうして、いらっしゃいません!?
東大に入ったけれども、「雑巾一つ絞れない!!!」というのが本当のところだそうです。
タンポポ会では、年長クラスのお子様で雑巾を絞れないお子様はいらっしゃらないけれど、
まだまだ、遊びを含めた 「生活力UP」 を考えての日常生活を見直す必要があると思う。
写真:井の頭公園での課外授業で
少人数指導・1対1の個別指導でお子さまを合格させる
タンポポ会幼児教育研究所