折角のチャンス! きちんと準備を!
30年位以前の話を今、しても仕方がないが、 でも、如何に、小学校入試を取り巻く環境が、
その頃とは、全くと言っていい程変化しているかをお伝えしたい。
随分前から、段々に少子化になり、又、近年の社会の経済状態、又、大震災の影響を受け、
私立小学校受験をするご家庭が少なくなった?と世間ではいわれている。
確かに、小学校入試のTopの人気を誇る、<慶応義塾幼稚舎>でさえも、ほんの少しである
が、応募者が少なくなっている。
そんな事情も多いにあるとは思うが、多分、一番の理由は、<小学校入試>も、中学入試や、
高校入試と同じマーケットとして、考えられてきたからではないかと思う。
中学入試や高校入試で、学校側がすることと同じことを、「小学校入試」にも・・・となってきたの
はないのだろうか?
以前は、「小学校受験」は、「お受験」といわれ、勝手な世間の想像で、<聖域>のように
思われていたが、今は、ほとんどの学校が正規の学校説明会・学校施設見学会・授業参観
以外に、受験予定の父兄に直接お会いくださり、質問をお受けくださる機会が多くなっている。
5月6日(月)にある、<小学受験統一模試>でも、学習院や暁星、成蹊、成城、東洋英和
など、ほんの何年前なら、事前に校長先生とお話ができるなど一般人には夢のような話で・・・
多分だが、そんなことができたのは、卒業生など、ほんの、一握りの関係者だけであったと
思うので、驚くような、急激な 「小学校受験現場」の様変わりである。
さて、沢山の学校のブースが出るので、折角の良い機会であるので、なるべく、多くの小学校
の先生とお話できると良いと思うが、時間制限がある中のことなので、きちんと計画を立てて、
臨むようにした方がよい。
このような機会をいただけたからといって、直接、秋の「合否」に関係はないが、 もし、
学校側がその際に「良いご両親だ」との印象を持たれれば、秋の実際の面接時に覚えて
いてくださるやも?しれないので、 頑張った方がよいと思う。
その「がんばり方」だが、
① この時とばかり、余り勢い込んでも、却って逆効果と心得よ
② 短い時間なので、一番伺いたいことを文章にして事前に決めておくべし
③ 学校案内を見れば分かるのに・・・と思われるような質問をすると
学校への思いが薄い印象を与えるので、事前に学校のことを良く調べておくべし
④ なぜ、「自分の学校へ大事なお子様を入れたいのか」が先生に良く伝わるような
質問事項を用意すべし
⑤ ご自分のお子様の短所を述べる必要はないので、その点を気を付けるべし
⑥ 本番ではないが、 誰でも第一印象は大事なので、 きちんとした
服装で臨むべし
まだ、何日かあるので、ご両親でよくお話合いをし、お二人の意見が違っていない
ようにして、臨むことが、何よりも大事かもしれません。
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