保育現場の量的な拡大も必要、さらに、「質的」なことも重要



小学校就学前、今は、ほとんどのお子様が幼稚園か保育園でこの時期を過ごす。


日本もOECD加盟で、この数年、世界の先進的な保育実践の様子を比較できているが、


待機児童解消などの「量的」なことは意識されているが、「質的」なことは、まだまだ、


世界が取り組んでいる形にはなっていないのではないか。



「多様な価値観」の名のもとに、見逃されてきている、教育・保育現場の「質」に対する支援に


ついて、「国」単位で考えるべき時に来ていると思うが。



異論はあるのを承知だが、 幼稚園・小学校受験の準備では、幼稚園・保育園では


できない、「質」を、グローバル競争に勝ち抜ける人材の育成という観点からは、


カバーしているかもしれない。



でも、それは、一部の、受験志向のある家庭へのサービスであるわけなので、


「幼児教育」全般として考えた時、ほんの一部の幼児対象でしかない。



世界各国では、脳科学、発達心理学、調査などから得られる観点から、


科学的な根拠を基に、「質の重要性」を認識し、公的に教育・保育現場に取り入れている


という報告書をみるかぎり、日本は、まだまだ、遅れている・・・と感ぜざるを得ない。



人間の礎をつくる、大事な幼児時期、もっと、本当の意味で多様化を由と考える


土壌を作り、良質な教育を安価で、時に無償でも、先行投資として提供すること、


乳幼児の育ちをもっと 「物心両面で支える」 覚悟を社会全体ですることが必要で


あると思えるがどうか。



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タンポポ会幼児教育研究所