想像して書くということの準備 でご家庭でやって欲しいこと



 慶應絵画クラスでのこと。 


 慶應義塾幼稚舎や青山学院初等部で、例年出題される絵の領域で、


受験準備対策として、最も難しいと考えられるものの一つは、


「想像して描いてください」 の課題ではないかと思う。



 その対策準備として、 まだ、生まれてからたったの5、6年しか経っていない、


生活経験も少ない幼いお子さま達に、本当のところ、 


「想像すること」 と言われることの意味を、分からせることは、


正直、大変難しく、こちらも「どうしたら?」と悩むこともある。



 小学校受験では、ペーパーテストでも、ノンペーパーテストでも、学校側が意図して、


沢山の応募者を「落とすために」 考査内容を考えていると思って、間違いではないかもしれない。


 当然そうなると、準備段階でも、精神年齢や、能力が、実年齢よりも高くないと、なかなか


対応できにくいかな? と思える。



 「想像力」とか「創造力」とかは、どのようなことを学校側が求めていて、


どんな観点で「合否」を決定するのか、


どのようなところまでできれば、「合格」できるのか。



 ペーパーテストであれば、点数が取れなかったら「不合格」、取れたら「合格」になること


で、まあすっきり? (そうでもない?) するが、


こと、この領域になると、向かうのが、幼児なだけに受験者の親でなくても、「どうするば?」と


その対策に、それぞれのお子様の性格や、生活パターンを良く理解し、共感度を高め、


そのお子様の心に沿わなければ、なかなか的確なアドヴァイスができないと思う。



 昨日の「慶應絵画クラス」で、ディズニーの有名なエピソードのホウキが止まらなく


なってしまい、水があふれて、あふれて…の絵本を読んだあとの、絵制作で、



「あなたが魔法を使える力をもらったとしたら、どんなお願いをしますか?」


と質問した。



 答えは、さまざまだが、やはり、絵のできばえ、答えの内容 云々よりも、


<すぐにこたえる>ことが大切かもしれない。 


 人が想像することに、同じ答えはないわけだから、<自分の考え>を、


<まずは、言葉で伝える> 事を練習したほうが良い。



 それに、何を聞いても<返事をしない>お子様が多い。


毎日の生活習慣として、「はい」とお返事をする習慣を絶対に身に付けて欲しい。



 絵を上手に見せること? はその次の課題だと思う。


有名私立幼稚園・小学校受験de成功するためには!

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写真は、<魔法をかける時のマント制作><マントを着て、願いを言っているところ>



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タンポポ会幼児教育研究所