小学校受験で難関校に合格するための雑記


 春期講習2日目。 何日間か連続して授業を行う意味は、やはり、どんなことでも継続してすることは、それなりに成果がでる・・・ことにあるかもしれない。 週1回のペースで教室に来て、授業を受けるスタイルは、一見、お子様にとっても、ご家庭にとってもいろいろな意味で無理のない・・・とお考えかもしれない。


 しかし、何事にも事を成すには・・・努力や時間や、お金はつきものではないかと思う。赤ちゃんの時からどのようにご家庭で育児に時間をかけたか、どんな方法で、お子様の成育に働きかけたか・・・は、その後のお子様の成長の中で結果として出てくると思う。


 幼児のお子様方と接していると、本当に1日1日成長していることが、“目に見える”と言っても過言ではないように思える。全員同じスピードで伸展していらっしゃることはないけれど、どのお子様も1ヶ月前よりは、1週間前よりは、1日前よりは・・・の時間の単位で確実に成長していると感じられる。


 生まれてから3歳までが勝負!と良く言われている。 人間の発達の中で、このことは、洋の東西を問わず教育研究のテーマではあるが、「そうかもしれない」という実感はある。


 幼稚園入試や、小学校入試で、テストで合否がでる。 多分合格するだろうな?と感じるお子様は、幼稚園でも、保育園でも、受験教室でも、どこでも、大人が見ればかなり確率良く、予想ができるかもしれない。


 どうしてか?


 「いつかは・・・」 将来、その子の成長なりに・・・のよくある教育論をここで言っても仕方ない。なぜならば、お預かりしているご家庭の100%が、有名私立幼稚園、有名私立小学校に自分のお子様を入園・入学させたいと切に思っていらっしゃるからだ。当面のすぐ目の前に来る試験を成育歴が違うお子様の全員をどうやってクリアーさせるか?の方策を考えるしかない。


 春のこの時期、お母様自身がお子様に対して、偽りのない、客観的な判断を下す勇気もいると思う。 もうすでにお子様からSOSのサインが出ているかもしれない。 大手の沢山の中で指導されているお子様の中で、見かけだけの、やってるつもりになっているだけの学習になっていないかをよく見極め、4月から進んで行かないと秋の結果に反映されると思う。


 個人指導を受けることができる教室なら、早い時点で一度、受講し、「今の本当の本人の力」をご家庭がしっかり、把握する必要があると思う。


 タンポポ会は少人数指導で、随分とどのお子様にも丁寧に関わっていると自負してはいるが、それでも、1対1で指導をしてみると、「こんなところがひっかかっていたのか」ともっと早く、そのことに気がついてあげれば良かった、かわいそうだった・・・や、生来持っている性質やくせなどがよく、よく分かり、10人が10人、同じ指導では到底成り立たない・・・と感じることしきりだからである。比較的発達が良く、理解力があると思えるお子様でもそうなので、もし、お子様がそうでなかったとしたら、早急な対応が望ましいと思うが。

 


 子どもの知育・徳育・体育をバランスよく伸ばす幼児教育

 タンポポ会幼児教育研究所