ご相談なさることを明確にして、短時間で



 一昔前の「お入学」の世界とは違って、最近の小学校入試は

中学入試と余り変わらない?ような様子が見られます。


 例えば、色々な媒体が模擬試験をとても多く、ご用意なさって

いらっしゃいます。

 大きな塾のいくつかはもちろんのこと、全国規模の展開での

小学校受験模試等を調べると、3月頃から始まり、6月頃から

は毎週のように模擬試験が東京の何処かであります。


 又、「お入学」と言われた頃は、中学入試や高校入試のように

学校側がブースを作り、「学校進学相談会」のようなことはなかった

のに、今は、恒例にもなっている国際フォーラムでの相談会や

小学校統一模試のように、お子様が模擬テストをしている間に

学校の先生方にご相談ができるチャンスもあり、小学校受験

の様子が、良い意味でも様変わりしているように思えます。


 私たちの年齢の子供たちが受験の時代は、「学校の様子」が

全く分からず、したがって憶測が憶測を呼んで、一部のご父兄

では、近年では考えられないご準備をなさるケースも稀にあり、

週刊誌沙汰にもなったほどでした。


 実際の小学校の現場を使っての模擬試験などは、全く

考えられませんでしたが、今年も、この7月19日、20日と

目白の川村小学校や、国立の国立学園小学校などを

拝借しての模擬試験があり、「学校」におじゃまするのが、

当日、初めてでないのは幼児の入試にとっては大分、

影響が出るやもしれませんから、有り難いことかも

しれません。


 展示会は、ブースが沢山出て、とても混雑しますので

ご相談なさりたいご趣旨をきちんとまとめて、短時間で

的確なご相談をなさる為のご準備をなさることをお勧め

致します。 志望校をまだ決めかねていらっしゃる場合は、

一度に複数の学校にご相談出来る折角のチャンスです

ので、本番のお気持ちで臨まれることも・・・とも。


 お暑い中ですが、それなりの服装でいらっしゃることも

学校側に誠意を表わす意味では必要かと思います。


S.Y