こんにちは。

長崎県諫早市にある母乳育児産後ケア専門の

たんぽぽ助産院、助産師山口亜矢子です。

母乳のメリット編その他についてです。

その他ってなんだ？って感じですが、あるんです。

赤ちゃんやお母さんのメリットもとても素晴らしい効果がありましたが、これからの時代はその他のメリットのほうが実は役立つのでは？と個人的には感じています。

では行きますね！

①母乳とミルクのお金の話

②緊急事態でも心配なく授乳できる

③環境にもやさしい

①母乳とミルクのお金の話

ミルクを作る時にかかるミルク代、水道代、燃料代、哺乳瓶代、消毒代などがいらないです。

日本ではミルクで育った赤ちゃん1人あたり１年間に54.2本のミルク缶を消費していると言われています。

その費用はおおよそ13万7812円だそうです。

これはミルク缶のみの費用です。

私のお友達が完ミ（完全ミルク）で育てた場合、その他諸々にかかった費用も入れて総費用を計算を出していましたが、そちらはなんと208966円でした。

液体ミルクだとこの3倍ミルク代はかかります。

軽く気になったのは、ミルクを作るお水を買ったことになっていたことです。

そっかー、今は水も買う時代なんだと妙に感心した私でした・・。

母乳育児もお金がかからないわけではありません。

授乳中はお腹が減るので食欲はすごいです。

つまりお母さんの食費がかかります。

食べ過ぎたらミルク代よりお母さんの食費がかかるのか？という気はしますが・・。

あと、私もこのような仕事をしながら書くのもなんですが、母乳マッサージ代。

けれども、私は本当に必要な時以外は、次も来てくださいとはいいません。

なので、次来てくださいという時は本当に必要な場合と思ってください。

お母さんからご希望されるのは、ぜんぜんOKです（笑）

それと前に書きましたが、お母さんと赤ちゃんが病気になりにくいため、医療費の削減になります。

その時だけではなく、将来的なお母さんの病気、赤ちゃんが成人してからの肥満やメタボリックシンドロームの予防は、経済的な利益はとても大きいものと言われています。

将来的にもお金がかからないということですね！

②緊急事態でも心配なく授乳できる

近年、増えている自然災害。

大地震もいつ来てもおかしくない時代、母乳育児を続ける意味はとても大きいです。

突然ライフラインが閉ざされても、赤ちゃんの命を救うことができます。

また完全無欠の栄養です。

消毒がいらないので感染の心配がありません。

また水や燃料も不要です。

そして赤ちゃんやそしてお母さんもこころの支えになります。

ストレスで出なくなることはそんなに多くはなく、多くは一過性のものと言われています。

不安になりますが、赤ちゃんの欲しがるときに欲しがるだけ飲ませてあげてください。

復活してくることと思います。

③環境にもやさしい

ミルク缶や哺乳瓶の廃棄による環境への負荷への減少、また製品製造や輸送にかかるコストの減少など環境上での利点もあります。

また以前書きましたがお母さんの月経開始が遅くなるので、しばらくは生理用品を買ったり廃棄することもなくなります。

これも赤ちゃんたちの未来のためにたいせつなことと思います。

まぁまったくゼロにならなくても、できる範囲でできることをしていきたいですね！

では、また！