いよいよパリの5☆のホテルで
働くことになるわけですが.....
上司との面接は終了、
後は、細かい人事とのやりとりです。
契約書のこと。
ビザのこと。
セキュリティソシアル(健康保険) などなど
もちろんですが、
契約書は、フランス語です。
フランスでも契約の形態は、
日本と変わらず、正社員、
契約社員とあります。
正社員、フランスではCDI と
言われています。
( LE CONTRAT DE TRAVAIL A DUREE INDETERMINEE)
契約社員 、CDDです。
(LE CONTRAT DE TRAVAIL A DUREE DETERMINEE)
私は、ワーキングホリデービザを利用して
就労しようと思っていました。
ビザ期限は1年間です。
もちろん、契約社員での
採用だと思っていました
ところが、よく訳も分からず
人事担当に促されるまま
契約書にサインしました。
後日、日仏カップルの友人宅を訪れた時に
詳しく聞いてみました。
すると私の契約書に
記載があるのは、CDI、
何と、正社員での
採用になっていたのでした!!
わたし、正社員で採用されてるの??
ビザは一年間しかないのに・・
いいのかしら?
まあ、大丈夫かなとは思いましたが、
気になります。
とりあえず、
会社が正社員で採用すると契約書を
作成してくれて私自身も
すでにサインしています。
わざわざ自分から
ビザが期限があるので
契約社員にと言う必要もありません。
もしかしたら、
ワーホリのビザ期限が切れた後も
正社員の採用だということは
そのまま就労ビザを会社が
取得してくれるかも?!
働く前に、そんな先の
淡い期待も抱いていました。
まずは、トレーニング。
その当時は、
インターコンチネンタルホテルが
2つありました。
私が、面接したル・グランではなく、
もう一つのホテルの横にあるオフィス内の
研修室に呼ばれていました。
住所がわかっていても、
その場所、その会場内に
たどりつくだけでも大変です。
何の研修、トレーニングかというと.....
ホテル内で使用する
システム、OPERAを使えなくては、
お客様のチェックインもできません。
一日かかり、
システムを勉強します。
チェックイン、チェックアウトする際、
お客様のお部屋を移動する場合、
支払いの際のやり方 、
などなど....
使い方が色々あります。
数名の少人数研修でした。
分からなくても、
インストラクター
に再度説明してもらったり、
目の前のコンピュータを操作しながら
教えてもらえるので、フランス語力は
なくとも何とか無事に終了。
わかっている気になり
一通りの研修を終えるのでした。
そして、
他には特別研修はなく、
これで、フロントに
立って仕事を開始することになります。
何とも不安です。
正社員の採用をされた喜びは
束の間、
毎日フロントに立って
仕事する日が近づいていました。
実は、
ここがゴールではなく、
これから、仕事の生活
の日々が待っているのでした。
→ パリで5★ホテルデビュ-!フロントに立ち働く喜び、そして不安..
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