最近脱走が多発しています・・



今日は脱走について書きます。



以前ご協力を御願いしていた

フレブルのラベ子の

脱走についてです。

 

 

 

この間ラベ子の飼い主さんから

ラベ子が発見された、

とご報告いただきました。

 

 

 

亡くなって発見されました。

と、、、

 

 

 

 

一生懸命探してやっと

見つけたと思ったら、

 


もう命の灯火は消えていた。。。

 

 

とても悲しく

悔しかったと思います。。。

 

 

 

でも消息が分かって、

飼い主さんの元へ帰れたことが

唯一の心の救い

なのかもしれません、、

 

 

ラベ子、大好きな家族たちの元へ

やっと、やっと、帰れたね。

 

今まできつかったよね、

怖かったよね、つらかったよね、

 


貴女と直接会うことは

できなくなったけど


貴女がくれた経験、思いは

絶対これからの

無駄になんかしない。

 

 

 

ラベ子の脱走から、クロエちゃんの脱走、ももちゃんの脱走、

 

 

 

クロエちゃんも、

ももちゃんも運良く

生きて見つかっただけ、

 

 

 

ラベ子、そしてクロエちゃんと同じ日に花火に驚いて脱走したチワワは

 

 


亡くなって発見。

 

 

 

脱走をさせたら、

 

勝手に帰ってくるなんて、


どこかで生きているなんて、


いい人に飼われているなんて、

 



そんな都合のいい思い込みは

もうやめて、、、

 

 

その都合のいい思い込みの


犠牲となるのは



いつもいつも



何の罪もない、

 


もっと生きることが

出来るはずだった




小さな命たち、、

 

 

 

保健所に収容されている子たちは

ほとんど首輪をつけていた子

 

殺処分機の中に入れられている子もほとんど首輪をつけていた子

 

殺処分され焼却されたときに

残っているのも首輪

 

 

首輪は人に飼われていた証

 

 

 

殺処分される子の中には

迷子になっているときに

捕獲された子もいる

 


そして収容された子は

 


ただ、、、、

 

 


ただ、、、、

 

 


純粋に飼い主を

 

 

 

信じて、




信じて、

 

 



待ち続けている。

 

 

 

 

そして1週間


信じて待ち続けて、、、

 

 


知らない箱の中。

 

 


たくさんの爪痕、たくさの匂い、

 

そしてたくさんの魂の叫び声。

 

 

 殺処分機の中から

信じていたはずの人間

が今から自分たちを殺すと

 

犬たちが悟ったとき

 

どんな気持ちだったのだろう。

 

どう思ったのだろう。

 

 



そして人により強制的に消される命

 

 

 

 

信じていた、大好きだった、

人間により消される命

 

 

 

もっと生きられるはずだった命

 

生きるために生まれてきた命

 

幸せになるために生まれてきた命

 

探せば見つかっていた命

 

そんな生きられる可能性が

あるのに人が自分の都合よく

思い込んだせいで



消される

 

 

 

動物を守るのも人間

 

傷つけるのも人間

 

 

 

救うのも人間

 

殺すのも人間

 

 

 

 

動物を殺す社会を

作り上げたのも人間

 

動物を救う社会を

作ろうとしているのも人間

 

 

 

脱走対策をすれば

何匹もの動物たちが 

殺処分されずに済む。

 


ただ、首輪や連絡先のある

迷子首輪、高めの柵、

ダブルリード、花火の時、

雷の時はケージに入れるなど


すぐ実行できるものばかり、、、

 

 


そしたら迷子で

殺処分される子たちが減る

 

 

仮に脱走したとしても

 

知り合いなどに協力のお願い、

捜索、チラシ配り、聞き込み、

情報の拡散、

ある程度の距離をもって犬の後をつける、

(走って追いかけると犬は余計逃げます)など

出来ることばかりです。

 



全部私にはできない…

なんてことは

そうそうないと思います。

 



実際に動いての捜索活動が

できなくとも



保健所、警察、死体回収業者などに連絡することは

可能だと思います。

 

 

 

だからどうかもう一度脱走について考え直してみてください。




犬たちはあなただけを

信じています。



犬はあなたが自分を

探し出してくれるのを

待っています。



あなたには助けてくれる人、

守ってくれる人が

いるかもしれません、

だけど犬には本当に

あなたしかいません。



犬はあなたと一緒に

いられることが幸せなのです。



だからあなたもその犬の

思いに、心に、信頼に、

応えてあげてください。




犬たちがいなくなったら

まず保健所、警察、に

連絡して下さい。



脱走は時間が勝負です。



いなくなったら

犬が走って行った方向を

確認してすぐに

探してあげてください。



中型犬以上の子はかなりの

距離を逃げます。


地域をはさんで

逃げる場合もあります。




可能なら脱走した犬の後を

距離を空けて追いかけて下さい。




脱走してふと我に返ったとき、

犬の名前を呼んで

寄ってきてくれるのは

飼い主さんの声です。




勝手に帰ってくるだろうなんて

そんなことを思わないで、



いなくなったらきちんと

探してあげてください。



犬を守れるのは

飼い主さんだけです。



いなくなったとき

きちんと探してあげるのは

飼い主さんの


役目でもあると思います。



きちんと探すというのは

命を預かる者に対しての


責任だと思います。




人を信じ続ける犬たちのために、



殺される犬たちを減らすために、




どうかご協力よろしくお願いします。