《ホットドック店》
“あら、スンジョ君じゃない!お久しぶり。”
店内に入ってすぐ、声をかけてきた1人の女性。
スンジョ:“ヘラ!珍しいな。こんな所で。”
ヘラ:“ギョンス先輩と待ち合わせなのよ。
スンジョ君こそ、兵役で離島に行ったって聞いてたけど、こっちに帰ってきてたのね。”
つないだ手に力が込められ、スンハが俺を呼ぶ。
スンハ:“パパ、このおねーちゃんだぁれ?”
スンジョ:“パパとママのお友達だ”
ヘラ:“こんにちは。”
姿勢を落とし、スンハに微笑みかけるヘラ。
スンハ:“こんにちは。はじめまして。ペクスンハです。”
おじぎするスンハ
ヘラ:“オモ!小さいのに賢い子ね。さすがスンジョ君の子ね。”
“いいなぁ。あのときハニにあなたを譲らなかったら、その子のママは私だったのにな。”
冗談めかして言うヘラ。
そこにギョンス先輩がやってくる。
ギョンス:“お待たせ!
お!ペクスンジョ!久しぶりだな。元気か?お?お前とハニの子か?もうこんなにでかくなったのか~。ハニそっくりだな~。”
スンハに顔を近づけ見回すギョンス
その勢いと外見に驚いて、
スンジョの足にしがみつくスンハ
スンジョ:“先輩…娘が怖がってるじゃないですか。”
ギョンス:“おー、スマンスマン!おじちゃんは顔は怖いが、怖くないぞ~。優しいいいおじちゃんだからな。パパとママのお友達だ。”
笑いかけるギョンス
スンハ:“ほんと?”
不安そうな顔でスンジョを見上げる。
スンジョ:“あぁ。”
優しく答えるスンジョ。
その答えに安心して、きちんとご挨拶するスンハ。
ギョンス:“良くできた子だな~。”
感心しながら、もう一度スンハに近づき見回すギョンス先輩
やっぱり怖くてスンジョの上着の裾をギュッと握るスンハ
ヘラ:“やめなさいよ。怖がってるじゃない。”
ギョンス先輩を制止するヘラ
“じゃあ、私たち行くわ。
バイバイ。スンハちゃん。”
“ほら、行きますよ。先輩。”
そう言って、颯爽と店を出て行く
ギョンス:”あ、待てよヘラ。
今きたとこなのに…”
“じゃあな、スンジョ。
お嬢ちゃんも、バイバイ。”
“おーい、待ってくれよ。”
ヘラの後を追ってギョンス先輩も慌てて店を出て行った
俺たちは、ホットドックを食べた後、さっきの店に戻り、今度は品物を受け取り帰路に就いた
《自宅》
-スンジョ目線-
Xmasパーティーの後片付けをしてるハニとそのお手伝いをするスンハ
スンハ:“ねぇママ~?譲るってどういう意味?”
ハニ:”ん~(悩)自分の持ってるものを誰かにあげるってことかな?”
スンハ:“じゃあママはヘラっておねーちゃんからパパをもらったの?”
ハニ:“え?!”
スンジョ:“!?”
ハニ:“どういうこと?スンハ?”
スンハ:“今日パパとホットドック食べにいったらね、綺麗なおねーちゃんに会ったの。
パパがヘラって呼んでた。
そのおねーちゃんがパパにそう言ってたの。”
ハァ~(ため息)、スンハ。
賢いと思っててもやっぱりまだまだ子どもだな。そんなこと言ったら、ハニのことだ、また勝手に妄想して、
ハニ:“ひどい!あたしがいないからってヘラと会うなんて!あたしだって今日のお出かけ楽しみにしてたのに!!”
やっぱり誤解してる…
スンジョ:“おい、誤解するな。偶然会ったんだ。ギョンス”
ハニ:“もう、スンジョ君なんて知らない!
スンハ、行こう!”
スンハを連れて二階に上がるハニ
ギョンス先輩も居たって言おうとしてるのに聞こうともしない。
ったく、人の気も知らないで。
人の話は最後まで聞けよ!
to be continue…