息子は新1年生です。

入学式が延期になり、まだ1度も学校に行っていないまま休校となり約3週間が経ちました。

休校によって我が家でも始まった家庭学習。
主に学校からの課題と国語と算数のドリルをしていますが、与えられたことをする課題とかドリルって…楽しくない。

つい1か月程前までモンテッソーリ園でモンテッソーリ教育を受けていた息子。
自分のやりたいことや興味のあることに主体的に取り組むことができる学びは本当に楽しかった。

このままでは勉強が面白くなくなってしまう…。もっと主体的に楽しく学べる方法はないのか?と悩んでいた時、モンテッソーリ教師歴40年の母から「辞書引き」を教えてもらいました。

以下「辞書引き」のやり方です。
①子どもが自分で調べたいと思ったことばを付箋に書きます。
※初めは辞書引きし易い「て」「め」「き」等、1文字のものから始めると良いです。
※慣れないうちは「はる」「なつ」「あき」「ふゆ」等、お題を出してあげても良いです。

②辞書を引きます。

③ことばが見つかって意味が読めたら、こんなふうに辞書の上方に付箋を張ります。

毎日辞書引きを繰り返してだんだん増えてきた付箋の数。
付箋の数が増えていくことで達成感を味わうことができるし、自信や学習する意欲にもつながっていきます。

慣れるまでは50音の表を見える所に置いてあげると子どもが辞書を引く時の援けになります。

※ひとりでできるようになるまでは大人が丁寧に関わってあげましょう。

辞書引きをしている時の集中力、もっと知りたいと主体的に学ぶ姿、辞書引きを終えた時の達成感にあふれた顔…。
モンテッソーリのお仕事をしている時と同じ様子に嬉しくなってしまいました。

まだまた長引きそうな休校。
家庭で主体的に学べないことを嘆くのではなくて、私自身が主体的になって楽しく学ぶ方法を探していきたいなと思います。