【そこで咲く】
上を見上げると満開のサクラ。
今年は4月に入ってからが満開の時期でした。
うちの近くにある緑道のソメイヨシノは、そこを通るたびに目を楽しませてくれます。
毎度うっとり見上げながら通るのですが…。
少し目線を下げると木の幹の方にも、「あれ?こっから出ちゃった」感を出しつつ、立派に咲いているサクラがあります。
孤高の存在、はぐれ者、アンチメジャー、うっかり屋さん…的なスタンス。なんだか少し親近感がわきます(笑)。
マジョリティ(多数派)として上で咲かずとも、
マイノリティ(少数派)としてありのまま、そこで咲く。
何でしょうか…。そこに生命のたくましさを感じません?
こしみず
【訃報・たんぽぽをご利用されていた加藤星児さんがご逝去ました】
令和6年 4月2日 お亡くなりになったそうです。 ※通夜、葬儀はすでに執り行われました。
ここ数年はたんぽぽのご利用はございませんでしたが、以前は土日のプールや映画といった外出や送迎で
ご利用されておりました。個人的にはたんぽぽより先に私が関わっていた「びりぃぶ」で加藤星児さんとは
一緒の時間を過ごしていました。またたんぽぽの移動支援で観にいった、映画「トイストーリー3」。
ケラケラ笑っていたのを思い出します。びりぃぶで出会ってから約20年、星児さん29歳。
心よりご冥福をお祈りいたします。
こしみず
【千葉県浦安市舞浜1-1へ行ってきました】
先日介護で行ってきました。コロナ禍もあり久しぶりでしたね、あそこへ行くのは…。
そう、またの名を「夢の国」。
正式名称「東京Disney resort 東京ディズニーランド🐭」
利用者さん2人と私、そして職員の小熊さんとの男4人で「夢の国」へ乗り込んでやりました。
以前あったファストパス、ゲストアシスタンスカードの取得方式が
変わり、入場の予約が携帯アプリでの対応となっていました。
(※2つとも名称は変わりました。)
戸惑いながらでしたがアプリを駆使し、何とか7つのアトラクションを堪能。
今年リニューアルのため7/31に閉鎖となる「スペースマウンテン」
にも無事に乗れて、更に念願だったハウス食品提供ハングリーベア・レストランのカツカレーも食した私の担当利用者さんは大満足。
私たちヘルパー2人も新システムに翻弄(ほんろう)されつつも、
一緒に楽しむことが出来ました。
夕方、帰宅時間となり後ろ髪をグイグイ引かれつつ夢の国を後にして、日常という現実に引き戻されましたが、
私の携帯電話の中にはステキな想い出写真と、「東京ディズニーリゾート・公式アプリ」が残りました。
こしみず
(※変更名称※)
・旧ファストパス → スタンバイパス
・旧ゲストアシスタンスカード →
ディスアビィリティアクセスサービス(略してDAS:ダス)
【移動支援における介護時間、介護者としての考察】
~先日担当した利用者さんのケース~
介護時間9:20(自宅)〜16:30(自宅)
行先:押上スカイツリー
〈本人の特性〉
・ルーティンは決まっている
・健脚、歩行速度早め
・一定の場にとどまるのが苦手
〈当日の主な本人の目的〉
①昼食
②おやつ
③目黒駅からバスに乗り碑文谷イオンでお茶
〈当日の経緯〉
10:40 バス、電車を使用し押上到着
11:10 「日高屋 押上四つ目通店」入店、昼食終了
11:30 「セブンイレブン 墨田業平2丁目店」入店
おやつ購入完食
で、私の手を引き押上駅の方へ…。
…ここまで黙って追従しておりましたが、さすがにつっ込みました、わたくし。13:00には外出終わるって!
(※右の写真はその時、途方に暮れて見上げた先にあった建造物です。)
当日は気候も良く私の体調も万全。そして本人、「超」健脚。それらの状況とスマホの地図アプリを片手に
導き出された答え。
「◯◯くん、ちょっと歩こっか(…目黒駅まで…)」
Googleマップ様の表示だと押上〜目黒駅まで3時間30分とのこと。◯◯くんの歩速から考えて
現在時刻(11:30)から16:30終了と考えるとちょうどいいかも。
押上〜目黒という徒歩移動は私も初の試みでしたが、これがなかなか…。
風情のある日本橋をくぐったり、歩行者天国の銀座を闊歩(かっぽ)したり。
日本の中心部を堪能できるステキな道のりでした。
結果的にGoogleマップ様の予測タイムを上回りそうなハイペースだったので、品川寄りに遠回りして目黒駅へ。15時過ぎに到着して、バスで碑文谷イオンに移動。最後の目的、「お茶買って飲む」を遂行しました。
いつもは3秒で飲み干してすぐ移動したがる◯◯くん。その日は飲み終えた後、30分おとなしく座って
おりました(笑)。そして16:30ほぼきっかりに帰宅し、移動支援ヘルパーとしての責務を果たしました。
移動支援は開始、終了と時間が決められています。終了時間に関してはヘルパーとして、なるべく定刻に向けて調整します。しかし状況によっては時折10分程度の誤差が生じる事もあります。
移動支援の時間は利用者さん各々に振り分けられている限られた大切な「時間」である、という認識も
ヘルパーとして持っていなければいけません。
「介護の状況」と「介護の時間」をコントロールしながら、利用者さんに合わせた工夫をして
定刻までの時間を組み立てていく。この意識はヘルパーとして、とても大切です。
私が「時間」に関してきちんと考えた結果、どうしても介護が数分早く終わってしまう際、引き渡す方へ
意識的に発する第一声は 「少し早くなってしまってすみません!」 という言葉。
たとえ数分といえども、「介護の時間」を重んじるヘルパーの姿勢。
親御さんにはやんわりと伝わるんじゃないかな…と考えています。
こしみず
【母業とたんぽぽ!二刀流でがんばります!!】
ヘルパーの皆さま、ご無沙汰しております!目黒事業所職員の辰口です。
昨年4月に第二子を出産しまして、約1年2ヶ月ぶりに仕事復帰しました。
たんぽぽで勤務している時はヘルパーさんはもちろん、利用者さん、親御さん、職員、関係機関の方など多くの人と関わっていたので、常に賑やか!そしてせわしない日常でしたが、育休中はこども中心の生活で家族以外の人とお喋りしていない…なんていう日もあったり、働いていないと社会との接点がどんどん薄れていくんだなぁ…としみじみ実感しました。
仕事復帰する為にはじめて「保活」も経験しました。これがなかなか大変で、地道に近所の保育園にアポをとって見学。全部で10箇所以上見て回りました。居住地エリアは保育園の激戦区で10箇所以上申込しても落選することもザラにある。と行政の方にも言われ…見学した中で現実的に通えそうな園を8箇所申込しました。
結果は…第8希望の1番自宅から遠い保育園。申し込みはしたものの、まさか第8希望に決まるとは思っておらず、正直がっかりでしたが入園できるだけでも有難いと自分に言い聞かせて利用させてもらっています。(園の雰囲気や保育士さんたちの対応は好印象なので遠くても仕方ないか…と思い直しているところです。)
ということで、朝から自宅→保育園の送迎、学芸大学駅→目黒事務所と3km近く歩いて出勤しています。たんぽぽに到着するころにはぐったりな状況ですが(笑)これも健康の為とポジティブにとらえるようにしています。
事務所には週4日勤務しておりますので、お近くにお越しの際はぜひたんぽぽにもお立ち寄りください!お目にかかれるのを楽しみにしています☺️
辰口