私たちはいつものマンションへと戻り、夕食を済ませたらっ自由時間なのは相変わらずなのだ。
まりなやまゆきが私のところへ来て、
「ねぇ、たー吉!」
「明日は何するの?」
と聞いてきたので、私は、
「う~ん、特に予定はないなぁ」
などと、予定などないと言い放った。

「だったら、あたしとまゆきで撮影練習をしようよ」
まりなのまさかの提案に、まゆきも、
「おっ!先週はリナ先輩が提案してたけど、明日はあたしたちが提案するってことね」
と、先週リナたちが提案してきたことそのものを、私に提案してきたのだ。

私もそれを聞いて、
「それさ、先週リナたちが提案したやつだよ。今週はまりなたちがやるってことなの?」
と質問したが、まりなは、
「うんっ!」
と二つ返事で答えた。

「俺らも来週は、それぞれの田舎へ帰らないといけないからね。土曜日にまとまった時間を使えるのは、明日しかないし、練習する機会なんて明日しかないもんね。OKだよ」
私は二つ返事でOKすると、まりなも、
「うわぁ、ありがとぉ!!」
などと喜び、まゆきも、
「じゃ、あたしとまりなはJKの制服姿ってことね」
と、制服姿で撮影してやろうかと言い放った。

たまたまそばにいた美穂も来て、
「だぁ、まりなとまゆき!何でうちらに声をかけずに勝手に撮影会の計画を立てるばぁ?」
などというので、まゆきも、
「あたしたちだけモデルじゃ、心もとないからみんなに声をかけるんです~」
と話し、美穂も、
「じゃ、二十歳代チーム全員モデルで話を進めようねぇ!」
と勝手に話を進めていた。