栄養睡眠アドバイザー、サプリメント管理士の里海です。



タンパク質の話が続いてます笑笑

タンパク質の使われる順番


タンパク質は命の材料ともいえる重要な栄養素です。
そのため身体に入ると分解され、様々に姿を変え、人間の命の維持に重要な順番で消費されていきます。



まず1番は内臓や血液に使われます。

人間はがなければ食べ物を消化できませんし、がなければ栄養を吸収できませんし、心臓と血液がなければ、栄養や酸素を全身に運べないので生きていることができません。

当たり前ですが、タンパク質が真っ先に使われるのは内臓と血液です。



次は細胞です。

細胞の主材料はタンパク質です。

人は約37兆個の細胞が寄り集まってできていて、毎日毎日作り変えられ、1年間で約90%新しくなります。

子供などは、作り変えに加え、細胞を新しく増やすこともしますので、大人より多くのタンパク質を必要とします。



次にホルモン
内蔵の消化液酵素、脳内物質(セロトニンやドーパミンなど)を作るのに使われます。

消化液や酵素がないと食べたものが体に吸収されづらくなり、脳内物質が不足すると起こるのがうつ病。
精神もタンパク質なんです。

最近聞いた話では、セロトニンが痛みをコントロールしているそうな。

大したことない痛みなはずでも強く感じたり、眠りが浅くなったり、不眠になったりします。



次は

骨の材料といえば真っ先に浮かぶのはカルシウム。
確かにカルシウムは骨の成分ではありますが、実は骨の根本的な部分を作っているのはタンパク質なのです。

カルシウムとタンパク質は、人間の体でいうところの肉と骨の関係に似ています。

タンパク質でできた『骨組み』に、カルシウムという名の『肉』がくっつくことで、骨は形成されています。
いわばタンパク質は『骨の骨組み』なのです。



5番目になってようやく筋肉です。

『タンパク質=筋肉を作る』というイメージが強いと思いますが、実は優先順位はあなり低めなんです。

しかし逆に言えば「筋肉がついてきた」とか「最近、自然と痩せてきた」と感じられる方は、内蔵やホルモンや骨がきちんと作られ、体の内側ケアと心のケアが万全ということ。

筋肉ムキムキの人は何か知らないけどいつも元気で明るいと思いませんか?

こうして栄養学的に見ても、『マッチョ=元気』というのは理にかなったことなのです。



最後は鼻や口の粘膜、肌・髪の毛・爪などの体の表面部分です。

鼻や口の粘膜は人間の免疫力を司り、ウイルスや菌などの外敵から身を守る役目があります。
粘膜が薄いと、風邪をひいたり、免疫機能が狂って起こる免疫不全の病気や、花粉症や鼻炎、アトピー等を引き起こします。

最近鼻血が出るようになった、みたいなのもタンパク質不足で鼻の粘膜が薄くなってきたからかもしれません。

目の下のクマもそうです。

また、肌や髪の毛、爪の材料にもなりますので、タンパク質が足りていない人は爪に横線が出たり、弱くなったり、髪の毛がパサパサになったり、切れ毛になったりします。



だいたいザックリですが、こんな感じです。


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