見よ、このゴチャゴチャ感。
サクラ大戦奏組
公演期間も気付けば終盤に差し掛かっています。
舞台に立つ楽しさがなぜこんなに感じられているのかな、と不思議になります。
舞台に立つことは、いつも怖くなってしまう。自分に信じられるものが足りないんです。
そのときその瞬間に
役の人物の生きている時間を
思いを
凝縮する
それが自分にできるのか。
そしてそれを観てくださるお客様に楽しんでもらえるのか。
情熱と、貪欲な意思がないとできない。
舞台上で表現できるだけのスキルが私にはまだまだ全然足りないし、それを会得するのにゴールはない。
舞台に立つ以上、このことを乗り越えなくてはいけない、乗り越える努力をするのは当たり前のことなのだけれど、
それが楽しんでできている。
なんて有難いんだろうと思います。
私が舞台に立つことは仕事であり、
それはつまり私が生きるってことです。
私が生きる場所を皆さんが与えてくださって、私は本当にしあわせ者です。
毎日が勉強だから、毎回新たな気持ちで本番に臨めます。
だから楽しい。
舞台 サクラ大戦奏組 という作品に出会って
こんなに芝居について楽しんで考えられると思わなかった。
本当にありがとう。
11月10日土曜日、いってきます。