自動車ディーラーマン(販売)早く一人前になりたい日記 -3ページ目

売れない理由

商品が売れない理由は、たくさんあると思います。 
1・商品力がない
2・ブランド力が弱い
3・ショールームの立地が悪い
4・石油の高騰
5・自分の力がない
6・会社の方針


簡単に挙げただけですが、これだけあります。

他にもいくらでもあげる事が出来ると思います。


商品力ですが、他社には同じような車で魅力ある商品がたくさんあります。
お客さんはその中から、メーカー、車種を選んでいます。

そこから、候補を選び出し、店頭で実際に実物を見て、試乗して、見積りして、査定して、他社と見比べて購入します。 


この過程が新規店頭の一般的流れではないでしょうか? 

考案していくと



商品力ですが、目新しいものなどなく、どこも似たりです。

そうなると、メーカーで選ぶ事が多いですよね?


メーカーで選ぶ時点で候補から外されている事も多い。(新規は特に)


さて、幸いにも、僕の販売している車がお客さんの購入候補に入ったとします。 

当然、ショールームにやってきてくれるわけです。


お客さんは、立地がよく、きれいで、入りやすく、駐車場が広いにショールームに無意識のうちに行きます。

しかし、僕のいるショールームは、立地条件が悪く、お世辞でもきれいとはいえない年季の入ったショールームで中々お客さんは来てくれません。



そんなショールームでも看板を立てていると、来店してくださるお客さんはいらしゃいます。

ここまできてくれて、やっとスタート地点です。



1・試乗車

希望している試乗がないことも珍しくない

2・査定

低いです。下取り車は中古の店にながれます。

そこの中古の所長は、利益率を出したいので査定アップには応じてくれません。

自銘柄が他メーカーに下取り金額が余裕で負けます

 
3・見積り

値引きは渋いです。

車を一定以上受注登録するとメーカーから褒賞金が貰えます。

そのため薄利多売で売っても利益が出るケースもあるようです。

そのような会社は雑誌並みに値引きするケースがあります。


しかし、うちの会社は、社員割引でもそんなに引きません。

まや、競合となれば値引きでは勝てません

4・自分の能力

ベテランの人は、巧く丸め込む事が出来ますが、自分の場合、話す力、読む力、商品知識が不足しています

他にも,環境てき要素など、たくさんあるとは思いますが、このへんにしときます。

売れない理由を言うのは簡単です。

問題はこれをどう打開するかなのです。

会社についてその2

今勤めている会社は商品力もネームバリューも低い会社です。


だけれども、この当時は、メーカが威信をかけて作り上げた、自動車が何台かあり、土、日はまばらですが、ショルームにやってくる方がいました。


そういった店頭のお客さんを新人特権で、商談は付き添ってもらい何もせず、営業数字だけ頂いていた時期がありました。



しかし、それも一年間だけ、僕は人と話すのが苦手で、ショールームに来るお客さんにも極力近づきませんでした。





そして、また一年経ち、一月0台も珍しくありません。



今は、石油高騰が、追い風となりさらに景気の悪い業界。



そして、当時画期的だった商品も今では古くさく感じ、商品力は弱いと言いざるを得ません。




このメーカを全体的に見ても、既存のユーザの代替率がどのメーカよりも低く、新規を足しても先細りは目に見えています。



こんな将来性のない会社は、早く辞めたほうがいいのではないか?




そう思うときは何度もありました。



でも、それはこの辛い仕事を辞めたいという言い訳でしかなく、本当の理由は、この仕事から逃げたかったんです。



人と話すことが辛い。


勇気を持って話しても、帰ってくるのは、冷たい言葉、態度。


人に迷惑を掛けているんじゃないかという背徳感


結果のでない数字


休みのない仕事


孤立化する職場



などあげればいくらでも、辞めたい理由があります。



しかし、本来の営業という職種を希望してきた願望をなにひとつ達成できていないのです。




会社に貢献したい



そんな偉そうなことを言うつもりはない。


僕は僕のために働く。


会社は僕を成長させてくれる言わばスポンサーなんだと考えるようにしました。



会社について

仕事先  :某自動車ディーラ

仕事内容:車販売

商品力  :あまりない

立地条件:店頭に1人もお客さんが来ないことも珍しくない


今の、状態はこんな感じです。



渡された顧客ユーザは、放置されているユーザが多く、荒地化されていた(-。-;)



もう車自体代替されて、存在していない事も多く600件あったのが280件ぐらいしかなかった。


その280件も、ロイヤルティーが決して高いわけではない。

車検を通してくれているお客さんも19㌫ぐらいで、あとは無料点検で来ただけとか、オイル交換だけとか、とりあえず顧客登録してあるようなお客さんだけでした。




これをもとに車を売ってこなければならない。












会話のキャッチボールも満足に出来ない僕にこれは過酷過ぎた。




同期も数ヶ月で次々に退職し、この会社を去っていた。




上司曰く「お前はまだ、恵まれている、俺は顧客をもらわなかった」


というが~時代背景が違うし人は昔を美化する傾向があるので比較できないが、恵まれているらしい。







新人は店頭で張って、車を売るのがセロリーらしいが、店頭にいてもお客が誰も来ない。







全く売れるまでのプロセスが見えてこない



そのうえ、ノロマといわれ、要領悪いといわれ、変人と言われ、孤立化してきた僕



今まで引きこもり体質の僕が仕事で営業をやるのは無理があったのかもしれません


つづく