Yahoo知恵袋に
裁判のニュースで「判決文を朗読する」
という言い方を聞きますが、違和感があります。
・・ どうして「判決文を朗読する」という言い方が定着したのか?
理由や経緯をご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。
と、いう質問をしたところ
以下のお答えを
最終的にベストアンサーとしました。
民事訴訟手続を定めた最高裁の民事訴訟規則155条1項は、
「判決の言渡しは、裁判長が主文を朗読してする。」
と定め、また、刑事訴訟手続きについても、
刑事訴訟規則35条2項で、
「判決の宣告をするには、主文及び理由を朗読し、
又は主文の朗読と同時に
理由の要旨を告げなければならない。」
とあるため、言い渡しの際には判決文を朗読する、
というのが法令の扱いです。
なお、朗読するとは、
ここでは、単に音読すればいいということではなく、
当事者に伝わるように、内容を踏まえて読み上げるべきだ、
という趣旨かと思います。
・・・「判決文を朗読する」のが法令の扱い、ということです。
なお、「歴史的経緯」については、回答には言及されていませんでした。
そこで、Microsoft bing 先生に疑問を投げかけたところ
「東京裁判からです」
とのこと。
~引用します
結審後半年以上たった、11月4日午前9時30分、
判決文の朗読が開始され、11月12日判決文朗読終了、
被告への刑の宣告がなされた。
~引用ここまで
東京裁判を主導したアメリカの
read aloud the decision
(判決文朗読)
英訳だったのか~、と思いました。
(戦前の法令まで遡るまでもない、か?)
朗読は英語でread aloudと訳されます。
私が思っている「朗読」の意味は
英語の「read aloud」とは
全くイコールではないのが違和感の正体だったのか、と思いました。
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