山本周五郎・作
「雨あがる」
次週からYoutubeにあげるため
コツコツ練習しています。
「雨あがる」は、8つの章に分かれています。
その中の一節に、宴会のシーンが出てきます。
木賃宿に宿泊している人たちが
主人公が調達してきた食材で
調理をして、宴会をします。
引用します~
「さあ男の人たちは旦那とごいっしょに坐って下さい、
あとはもう運ぶだけだから」
女たちはこう云ってせきたてた。
(中略)
伊兵衛は宿の主人夫婦と並んで坐った。
男たちもそれぞれに席を取った。
(中略)
そして賑やかな酒宴が始まった。
~引用ここまで
・・・男性陣と女性陣は座る場所は別々なんですね?
宿の主人夫婦は一番上座。
奥さんも上座に座るようです。
「伊兵衛」は主人公で、食材を調達した男性で武士だから、
主人の次。主賓席、ということでしょうか?
で、男性陣が陣取って
女性陣は離れて座る、、、と。
男性の中に女性が混じった
「合コンスタイル」じゃないんだ?
個人的に仲良くなりたくなったら
2人でドロンするんですかね?
あくまで形式的には
「男女席同じゅうせず」なんでしょうか?
「男女の役割」が見直されています。
ここ20年、くらいでしょうか?
青空文庫の文学作品は
昭和中期、より昔の時代が描かれています。
へえ~、こんな時代があったんだ~
と、読むこともあれば
今も変わってないじゃん!
と、思いながら読むこともあります。
カバー画像は
CANVAで生成しました。
江戸時代の日本の貧しい人々の夕食、と指定しましたが・・・
ランキングに参加しています。
ポチッと応援お願いします!