承平4年12月21日
紀貫之が土佐から出立した日です。
承平4年は西暦934年
どんな時世だったのか
- 1月28日(承平4年12月21日) - 紀貫之が「土佐日記」の旅に出立。
- アイスランドのラキ火山が噴火。
大きな出来事はこの2件。
アイスランドのラキ火山。
934年の噴火は人類史上最大の噴火のひとつ、だそう。
ラキ火山は1783年にも大規模な噴火を起こしています。
噴火直後の飢饉で、アイスランドの人口21%が死亡。
異常気象は数年続き、ヨーロッパの農作物は大凶作。
1789年のフランス革命の大きな原因になった、と言われています。
さて、紀貫之が出立した承平4年
承平年間 西暦931年~938年
群盗が横行し、治安の悪い、不穏な時世でした。
瀬戸内海では海賊が跋扈しました。
「藤原純友の乱」も承平年間での出来事です。
「平将門の乱」「藤原純友の乱」って・・・・ハッ
覚えている限り、
私が初めて視聴したNHK大河ドラマ
加藤剛さん主演で平将門を演じた
「風と雲と虹と」でした!
あれって、「土佐日記」の時代だったんだ・・・