芥川龍之介・作「地獄変」第18章を

YouTubeにアップロードしました。

 

 

「地獄変」第18章のあらすじ

 

燃え上がる牛車と娘。

凄惨な光景を見た良秀の顔は

悲しみと驚きに彩られ、 

それは首をはねられる前の罪人よりも

苦しそうな顔でした。 

一方殿様は唇を噛みながら

時々気味悪く笑って

車の方を見つめています。

 

 その時、

猿の良秀が飛び出して

燃え盛る車の中へと飛び込んでいきました。

 どこをどうやって来たのか分かりませんが、

 可愛がってくれた娘だからこそ

一緒に火の中へ入ったのでしょう。

 

 

《18章のポイント》

 

とうとう牛車に火をかけられ

 

19章へと続く

 

クライマックス前半。

 

朗読はね....

難しかったんです。ネガティブ

 

随分読み直したんですけど

 

冗長だったかなぁ

と、反省。

 

ただ、

これは、語り手の回想。

現在進行形の実況中継ではないので

 

「押さえられない感情」

の部分だけが

揺らいで

ちょいと感情的に語ってしまう

 

と、言う

 

私が設定した

語り手のキャラに従って朗読しました。

 

押さえられない感情の揺らぎ

 

は、なんと言っても

 

火の中に鞠のように

飛び込んだ何かが

 

小猿の良秀びっくりマーク

 

と、知った瞬間です。

 

私、小猿の良秀には

完全に感情移入しちゃってたので

 

声が詰まって

涙が溢れ

なかなか読み進むことができず

 

涙もろいので

「え?ここで泣く??」

と、周囲にドン引きされることもしばしば。あせる

 

私の感情は排除しないと

視聴者様には伝わりませんので

 

読み進めるのに

時間かかりました。泣

 

それにしても

小猿の良秀・・・

 

ウッ泣くうさぎ