芥川龍之介・作「地獄変」第10章を

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「地獄変」第10章のあらすじ・・・

 

良秀は口出しをされることを嫌っている。
部屋の中に何があるか等は弟子達には一切知らせない。
その時描いている画次第で思いもよらないものを出してくる。
 

弟子が呼び出された時、

良秀は数日前に手に入れたという、

ミミズクという鳥を出してきた。
急にミミズクは弟子の顔に飛びかかった。
襲われる弟子の様子を良秀は冷然と写生する・・・
 

ドM&サイコ良秀 第二弾

でしたガーン

 

《10章 私の朗読の工夫ポイント》

 

とっても読んでで楽しい~

 

自分とはかけ離れてる世界ですからね真顔

 

冒頭の

「机の上に髑髏(されこうべ)が乗っていたり」

とか煽り

 

呼び出した弟子に

ミミズクを撫でながら

「どうだ。よく馴れているではないか。」

と舌なめずりをして言う箇所なんて

 

ホントにズルズル~って魂が抜ける

舌なめずりしながら読みたいくらい

 

このあたりまでは

ぬめ~

っとした雰囲気かと思いきや

 

突然

ミミズクが弟子を襲い始めるのですから

 

緩急も付けやすいです。

 

楽しんで読んでいるのを

感じていただければ嬉しいです。ニコニコ

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※カバー画像は

センペンバンカ様より購入した日本の名画

 

小原古邨

有明月に木菟(1904-1913)

 

を、切り取らせていただきました。