芥川龍之介・作「地獄変」第10章を
YouTubeにアップロードしました
「地獄変」第10章のあらすじ・・・
良秀は口出しをされることを嫌っている。
部屋の中に何があるか等は弟子達には一切知らせない。
その時描いている画次第で思いもよらないものを出してくる。
弟子が呼び出された時、
良秀は数日前に手に入れたという、
ミミズクという鳥を出してきた。
急にミミズクは弟子の顔に飛びかかった。
襲われる弟子の様子を良秀は冷然と写生する・・・
ドM&サイコ良秀 第二弾
でした
《10章 私の朗読の工夫ポイント》
とっても読んでで楽しい~
自分とはかけ離れてる世界ですからね
冒頭の
「机の上に髑髏(されこうべ)が乗っていたり」
とか
呼び出した弟子に
ミミズクを撫でながら
「どうだ。よく馴れているではないか。」
と舌なめずりをして言う箇所なんて
ホントにズルズル~って
舌なめずりしながら読みたいくらい
このあたりまでは
ぬめ~
っとした雰囲気かと思いきや
突然
ミミズクが弟子を襲い始めるのですから
緩急も付けやすいです。
楽しんで読んでいるのを
感じていただければ嬉しいです。
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※カバー画像は
センペンバンカ様より購入した日本の名画
小原古邨
有明月に木菟(1904-1913)
を、切り取らせていただきました。