2024年6月その5
露朝接近
金正恩 プーチン 類は友を呼び 国際社会にいでし危機かも
ザル以下法成立
改革か政治資金の寄生法 企業団体!(と)人の問うまで
物価見通し上振れ
しばらくは円安にらむ利上げかな
悪の同盟 類は友を呼ぶ
プーチンが北朝鮮を訪問した。
ウクライナに対する侵略行動を支えるための北朝鮮の支援がほしいのだろう。これは国連安保理決議違反でまた国際法違反でもある。全くこういう国が安保理の常任理事国なんて全くありえない理不尽な事だ。
西側の支援も温度差が現れつつある中、しかしこの戦いはウクライナにとっても、西側世界にとっても決してロシアに勝利をあたえてはいけないものだ。もしプーチンが味を占めればその魔手は、ジョージア、モルドバ、バルト三国、東欧へと伸びていく。
日本は憲法上武器支援は出来ない。しかし経済支援、人道支援、復興支援は出来る範囲でしっかりと行ってほしい。
ざるの目しかない法案成立。
結果的に政治資金パーテイOK.連座制なしOK.企業団体献金OK.政策活動費OK.
一体何のためにこれだけ議論してきたのだろう。
ないよりまし程度の法案で自民党はよくすました顔でこれで良しというのだろうか。
最も重い責任を負うべき党が最も軽い、軽すぎる結果を出してしまった。しかも裏金の発生源もその使途も全く解明されず、またその組織のリーダーがその政治的責任を全くとらず、吹けば飛ぶよな改正案、いや改悪案。
もう内閣は総辞職、解散総選挙しかないと思うのだが。
物価の上昇は留まるところを知らない。
日米金利差から円安に大幅に振れて輸入物価高を招いている。
金利差を埋めるために利上げが必要だが、そうすると、企業業績に悪影響が生まれ、住宅ローンの利息が増大し、そして、巨額の国債の利払いが生じる。
だから日銀はそう簡単には動けない。
が、この異常な円安放置は円としての通貨価値を下げて結果国の体力も奪う。原に通貨の国際価値と言える実質実効為替レートは過去最低を更新した。
実質実効為替レートは国際決済銀行BISが定めていて、通常の為替に物価上昇率や貿易額も反映させて通貨の総合力を示すと言われている。
挟み撃ちの日銀だが、異次元金融緩和で歪んでしまった金融政策の正常化は避けて通れないと思う。