6/5(水)

 

レコード屋を周ってから13:00ヴェーラで川頭義郎『ママおうちが燃えてるの』観る。タイトルが面白すぎるため、前々から観たかった作品。で、これがなかなか拾い物という感じのいい映画。淡島千景演じる子沢山シングルマザーの苦労や本音、深い愛情を安易な協力的男性キャラを登場させたりしないで真摯に描いている。

 

見終わって神保町。矢口書店で野沢尚「リミット もしも、わが子が…」シナリオ、池端俊策「並木家の人々」シナリオ(どちらも本になったもの)を発見。あと「この愛に生きて」の第一話が収録された「月刊ドラマ」94年5月号、いまおかさんがオススメしていた一色伸幸「それでも僕は母になりたい」収録の「月刊ドラマ」90年7月号を購入。あと@ワンダーの外の棚から「荻元晴彦著作集」を購入。

 

帰りのバスの中で「この愛に生きて」第一話のシナリオを泣きながら読む。出版されてないこのドラマのシナリオ全部、どこでどうやったら読めるんだろう…。

 

長野に帰宅して、FODで『親愛なる者へ』最後の2話を観る。会社の大スキャンダルを暴いて辞表を叩きつけた佐藤浩市。新聞報道を見てかつての熱く生きていた彼への愛情が蘇った元・妻の斉藤慶子が「ママ、いま好きな人がいるの、ずっと好きだった人なの」と子どもに語りかける場面がすごく好きだった。ラストの葬式場面で老け込んだギバちゃんの顔がもっとちゃんと映って終わっていたら満点だったのに…。老けメイクフェチとしては見逃せないポイントなので。