5/18(土)

 

8:50池袋行きの長距離バスに乗る。バスの中で「烈火の月」読む。

下北沢へ行く。ほん吉で見つけた、85年に大阪でスコリモフスキー『バリエラ』が自主上映された際のパンフ(編集山本均氏)の充実ぶりに驚く。これじゃあほとんど商業公開されたも同然ではないか。600円。これはここで見つけなきゃ一生手に入らなかったかも。



下北沢ユニオン、何も買わず。

古書ビビビに行く。ずっと買い逃していた杉作J太郎「ボンクラ映画魂 三角マークの男優たち」を100円で。会計の際に前に通販してもらえた「アダルト洋画チラシカタログ」のお礼を言おうとするも、女性スタッフもいたので躊躇って言い出せず。

小田急線で新宿へ移動。ユニオン周る。もうあんまり探しているレコードはなく、安田成美のレコードが欲しいだけだからテンションは低い。しかし、ユニオンをとりあえず周ってしまう習性の人種。しかし、こうした日々も徐々に終わっていく予感がいまはある。安田成美のシングル盤は「サマープリンセス」しかなかった。ネットで買うと1万円を超える彼女の2ndのレコードが間違って格安で売っていないか、と思って駆けずり回ったが、なさそう。もう疲れた。CDで我慢しよう。他、『Wの悲劇』OSTを880円で。

模索舎へ行く。榎本さんに挨拶。最近のブログの停滞ぶりは、色んな人を心配させているよう。アルコール依存状態もほぼ治ったし、私は大丈夫です。新しく生き直すための準備中です。

話しているうちに出なきゃいけない時間になってしまい、何も買えず。お詫びして出る。

17:00国立映画アーカイブで「マックス・ランデー短編集」。名前だけはしっていたものの、作品を観るのは初めて。エスプリの効いた作劇、役者の芝居の見せ方の鮮やかさには、キーストンコップに代表される初期無声喜劇映画のイメージを大きく覆させられる。ピアノを弾けないのをごまかすためにピアノを解体していく『マックスとピアノ』のギャグなんて、マルクス兄弟のアナーキーさを先取りしているよう。

終わって、高円寺へ。樋口泰人さんがboidマガジンの記事にかいていた中古レコード店ヨーロピアンパパに一度行きたくて。いい意味で乱暴な値段の付け方にときめくも、何も買わず。

中野ブロードウェイのまんだらけへ。今日会う誕生日のゆりあさんのために藤子・F・不二雄の「ポコニャン」を買う。自分用に「ジャングル黒べえ」も買う。

20時過ぎに、ゆりあさんの働いている飲み屋リズに到着。ゆりあさんに「誕生日おめでとう」と「ポコニャン」を渡す。次々と集まってくるゆりあさんの友人たち(みんなほぼ初対面)と話す。みんな若くて頭がいいうえに、カラオケがうまいからビックリ。途中から中山くんも来る。中山くんがカラオケで歌うとき、良かれと思って一緒に声を張り上げていたら、後でものすごく怒られる。人生で二度目のカラオケだったので(一度目は、半年前にここに来たとき)、マナーがわからなかったんです。本当にごめんなさい。他、ワンダさんにも会う。誰かがイルカの歌を歌ったら、その場にイルカの元マネージャーだという人がいて、びっくり。

終電で池袋まで。池袋の桃太郎にチェックイン。