5/6(月)

 

朝、「もうただヤケクソになって酒をあおってヤフオクやメルカリで80年代のエロ本を漁ったり、水着写真集やヘアヌード写真集を集めたりする日々はおしまいだ。僕は変わるんだ。変われるんだ」と(声には出しませんが)強く思ってみる。

 

午前中上田へ。電車の中でなかにし礼「血の声」を読む。

 

上田映劇で三宅唱『夜明けのすべて』観る。三宅さんの映画はきほん生理的に合わず、周囲の人間が絶賛していることにおののき、落ち込んでくるので話題作も見たら見なかったりしてる怠惰な態度を貫いてきた。しかし病と共に生きる男性と女性が、ごく自然に支え合い、所謂「男女の関係」にもならないまま別れていく本作はとてもよかった。「静かな感動を呼ぶ」と評することすら大袈裟に感じられるような、人と人が支え合って生きていくことの当たり前の実感がここにはある。名作でも傑作でもなく、(もはや失われてしまって久しい美しいカテゴリーである)「佳作」にするべくあらゆる要素が丁寧に賭けられている。

 

続いて山下敦弘『カラオケ行こ!』観る。観終わって、上田映劇では珍しい若い女性二人組(初めて来たらしい)が「本当におもしろかった!」と言い合っていて、心の中で小さくガッツポーズ。

 



観終わって、別所線に乗って上田原のブックオフまで偵察に行く。映画秘宝別冊「アイドル映画30年史」を購入。この本、もう20年以上前の本なのか。

 

まだ時間があったので、小諸に帰ってから小諸のブックオフへ。映画パンフコーナーに『孔雀王』のパンフがあったので保護する。この映画も普通だとみられないのでk-plusでVHSを借りて観なきゃ。

 

夜、FODで北川悦吏子脚本「素顔のままで」を見始める。

 

5/7(火)

 

早朝から「素顔のままで」を三話分もぶっつづけて観てしまう。悶絶。鑑賞がかなり困難な「この愛に生きて」ならともかく、「月9」や「トレンディドラマの代名詞」という形容に二の足を踏んでこの有名な作品を観てこなかった僕は、本当にバカだった。



明けても暮れても安田成美のことばかり。安田成美という存在がこの地球上にいると思うだけで感動するし、胸が苦しくなるし、仕事中も涙が出てきてしまう。

これではダメだと思い、慌ててFANZAのピンク映画chで『どすけべ夫婦・交換セックス』とか観てクールダウン。 月9ドラマ+トラッドなピンク映画=私の通常運転。