4/20(土)

 

池袋金太郎を10時に「チェックアウト」して、渋谷。比較的はやくやっているレコファンで物色。

13:30ヒュートラ渋谷でジャック・リヴェット『パリでかくれんぼ 完全版』観る。思い入れ深い映画だったのでスクリーンで観られて嬉しい。ナタリー・リシャールやマリアンヌ・ドニクールが躍動する様を見ている時の幸福感。想い出の曲を巡るロランス・コートの母探しのエピソードとか、なんかユルいな…とか思わなくもないのだが。

この映画に映るパリが本当に好きだった。実際に行って幻滅したけど、このクソみたいな円安がマシになって、このどうしようもない私でも何かやり遂げたと思える時が来たのなら、また行ってこの映画の面影を探すのもいいかもしれない。しかし、いつになるのやら。

 

終わって、新宿。ユニオン周ってレコード漁る。根岸とし江(根岸季衣)「音信川」、「もう頬づえはつかない」OST、あきれたぼういずのアルバムを買う。

 

渋谷に戻って、ヴェーラ。ウォルシュ『アメリカの恐怖』観る。ラング作品とかで知っているジョーン・ベネットより遥かに若く、なんかぷっくらしてたけどこれはこれでかわいく、恋人のケイリー・グラントとの辛辣な台詞の応酬やサイレント映画時代にウォルシュが培ったのだろう無駄のないカットの連なりから生まれる豊饒な時間に身をゆだねているとあっという間。まあ実際に77分しかないけど。

 

終わって、また新宿。Ksシネマ前の宝島に「チェックイン」して、外出。適当に見つけた居酒屋で、児玉くんと飲む。

 

宝島に置いてあったDVDで知った小湊よつ葉の素晴らしさには、結構衝撃を受ける…。

これほど〇〇〇〇○をしている時の女性の顔を美しくやさしいと思ったことがない。