整理収納アドバイザーを仕事にしていますが、
「モノ」は基準を決めてしまえば、
それほど迷わずに手元に置くか処分するかを決められます。
迷う、ということが、脳を使い、疲れさせます。
ならば、
所有するか処分するか迷わなければ良いんです。
では、「迷わない」ためにはどうするか。
基準に当てはまるモノだけ、
手元に置く。
「基準を明確」にすればいいんです。
所有しているモノには、
①今使っているもの
②思い出のモノ
③非常時用のモノ
の3種類があります。
今回は
①今使っているモノ
の所有する基準、について書きます。
①今、使っているもの
ここで基準になるものは、
「今」
の長さ。
これが各人によって違います。
私の場合は、「1年以内」を「今」としています。
春夏秋冬、一巡を基準にしています。
この先1年以内に必ず使う、というものは手元に残します。
来年は着なそうな白いTシャツは処分、
多すぎて1年以内に使い切らない量を所有しているモノは減らす、など
基準となる期間を定めたことで判断が早くなります。
また、1年以内に使い切らない量のラップや洗濯洗剤を新たに購入することも
なくなります。
書いていて気が付いたのですが、もはや私の場合は「3か月」を「今」としていました。
仕事を始めたころは1年、と習ったこともあり、1年を基準に考えていましたが、
洗濯洗剤などもストックが一つあればいい、と気が付いてからはそれ以上は購入していません。
基準が「3か月」ですと、ぐっとモノが少なくなると思います。
また、「3年」「10年」の方もいると思います。
長ければ長いほど、モノは多くなる、と思いますが、
期間が決まっていることで処分するかどうか「迷い」はぐっと減るはずです。
モノが多くても、納得して所有しているのであれば
まずはいいんじゃないか、と思っています。