年々、腰、膝など痛みがひどいです。
仕事は力仕事ですが、きつくてたまりません。
体力がなくなり、職場に行くだけでも疲れ、仕事を終えて帰ってくると、エネルギーが残っておらず、家の用事が進みません。
休みの日も予定を色々入れられなくなりました。
近くに買い物に行くだけで疲れます。
老眼はひどいし、耳も少し聞こえにくくなっています。
物忘れもひどくなっています。
でも、若い頃に比べると生きやすくなりました。
子どもの頃から、どうして自分は友達ができないのか、人とうまくやっていけないのか、どうして楽しく生きられないのか分かりませんでした。
生き辛さは大人になって、子どもができ、子どもが大きくなっても続きました。
また、就職と同時に家を出た頃から母が精神不安定となり、母のことで長年悩みました。
母が亡くなった後も、どうして母は精神不安定になったのか、どうして母とうまくやっていけなかったのか、どうすれば良かったのか悩み、前に進むことができませんでした。
宗教やスピリチュアル、自己啓発などの本を読んだり、精神科やカウンセリングを受けて、少し気持ちが楽になっても、気がついたら元の悩んで苦しい状態に戻ります。
生理前の精神不安定がひどく、婦人科に診てもらったり、40歳を過ぎてからは更年期障害の治療も試しましたが、効果はありませんでした。
それでも、母が亡くなった年齢に近づいてくると、わたしが母と似ていることもあり、母がどのような気持ちだったか、あの時急にキレたのは何故か、など自然に理解できるようになってきました。
自分のことも発達障害の診断を受け、発達障害について知るうちに少しずつ分かってきました。
最近、生理がこなくなり、生理前のイライラ期がなくなりました。
また、長年看護の仕事を通して、多くの家族と関わってきて、何の悩みや葛藤がない家族なんていないことも分かりました。
家族関係って本当に難しいと多くの家族を見て思います。
そんなことも気付かず、自分のことしか見えない状態で今まできたことに驚くほどです。
年をとることは悪くないなと思います。
ここまでの理解にずいぶん年月がかかりました。
人生とっくに折り返しています。
残りの人生は穏やかに過ごしたいです。
立派なことはできませんが、家族や身近な周りの人を思いやって生きていきたいです。